内容説明
そのまるいものが“自分は月だ”と言うのですよ。それにカケラがひとつ足りなくて空には戻れないと言うのです―。暗黒の夜空からこぼれる、透きとおった光で描かれたような繊細な絵と、あたたかい物語がつむぎ出す、幻想的な世界。新風舎出版賞ビジュアル部門最優秀賞受賞作。
そのまるいものが“自分は月だ”と言うのですよ。それにカケラがひとつ足りなくて空には戻れないと言うのです―。暗黒の夜空からこぼれる、透きとおった光で描かれたような繊細な絵と、あたたかい物語がつむぎ出す、幻想的な世界。新風舎出版賞ビジュアル部門最優秀賞受賞作。