感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さっちも
14
何を血迷ったのか、人生折り返し地点に入っているにも関わらず、料理人になってしまって早半歳。悪戦苦闘の毎日ですが自立という目標があるから頑張れる。お客さんの満足が日々ダイレクトに感じれるというところもやりがいだ。相当古い本でホテルのコックを念頭に書かれている本ですが、料理人に必要な技量と視点が網羅されているから、目指す人には必須の本といえるのではないでしょうか。長年かけて皮膚から染みこませて教えるようなことを、惜しげもなく披露されています。そういう事か!と日々の業務の疑問点のパズルが繋がっていく面白さ。2020/05/17