内容説明
いじめ、不登校、閉じこもり、非行…次第に追い込まれていく子どもたち。―青少年問題のカウンセラーである著者が、悩み苦しむ子どもや大人たちと、共に泣き、共に笑いながら、子どもたちの“いのちの輝き”を取り戻すために奔走し、“教育とは何か”を、“生きることの意味”を問い直し続ける、心温まるエッセイと講演の記録。
目次
1章 心を病んだ子どもたち―相談室から(幼い心のキャンバスに;私の宝物―一枚の写真から ほか)
2章 いのちを育む教育を―『腕白宣言』の歌(どんな子が非行に走るのか;熱くなれ、さわやかなれ、この道を生きる ほか)
3章 子どもの姿は、親の鏡―「まことの保育」とは(未来に夢ふくらむ;小さな芽を育てていくよろこびを ほか)
4章 熱くなれさわやかなれこの道を生きる(悲しい行い;同座対面五百生 ほか)
著者等紹介
外松太恵子[ソトマツタエコ]
1977年より北九州市教育委員会の市立少年相談センターにカウンセラーとして勤務。そのかたわら、北九州市青少年問題連絡協議会委員、福岡県いじめ問題対策協議会委員、福岡県心のふれあい教育相談推進委員会員を歴任し、1999年3月、同市教育委員会を退職。現在は、幼稚園、保育園や学校、生涯学習の場などさまざまな教育機関において、子ども、保護者、教職員への研修講師や、要請に応じての随時カウンセリングに従事している
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