内容説明
毎日の暮らしが織りなす様ざまな葛藤や、ささやかな市井の出来事…門徒衆と住職の屈託のない世間話の中からあぶり出される、その生きざまの事実、その実相。―自らの闇が、仏の教えによって照らし出されて、そこから全く新しい歩み、仏の願いに生きる生活が始まる。仏の智慧が、現実の生活の事実としてうなずける、円熟絶妙の法話集。
目次
1章 住職いろりばた日記(春の雪;空巣 ほか)
2章 仏に遇うということ(真宗の正意;浄土は「彼」の世界 ほか)
3章 生死出離の一道(よき人との出遇い;まことにみのるもの ほか)
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