内容説明
ドン・ミゲル・ルイスが本書の中で明らかにしてくれるのは、抽象的で実現不可能な理想や理念などではなく、「幸福になりたい」という私たちの基本的な願いに対する誠実で真摯な、しかも実践可能な、完璧な答えである。自分が何者であり、どこへ向かおうとしているのか知り、そしてより自分らしく、自分自身に誇りと愛情を持って生きたいと願っている人なら、本書にその願いを裏切られることは決してないだろう。
目次
傷ついた心
無邪気さの喪失
愛を信じなかった男
愛の道と恐れの道
完璧な関係
魔法のキッチン
夢のマスター
セックス―地獄最大の悪魔
狩猟の女神
愛の目で見るということ
心の癒し
あなたの内なる神
著者等紹介
ルイス,ドン・ミゲル[Ruiz,Don Miguel]
メキシコ生まれ。キュランデラ(ヒーラー)の母親とナワール(シャーマン)の祖父によって育てられた。家族は、ミゲルが伝統的なトルテックの教えを引き継いでくれることを望んだが、彼は現代医学を学び、外科医になった。が、交通事故による臨死体験によって霊性に目覚め、母親や砂漠のシャーマンに就いて修行し、ナワールとなった。現在、メキシコのティオティワカンでトルテックの道を教えている。著書に「四つの約束 The Four Agreements」
高瀬千尋[タカセチヒロ]
1977年東京生まれ。リセ・フランコ・ジャポネ卒、パリ第五大学医学生物学科中退
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanaoka 57
4
最近特に、エリートへの賞賛、他方、自己防衛の社会構造に、あまりにも胡散臭く鼻につくようになってきました。強烈な利己的個人主義的な処世術、偽善に塗れた傲慢なボランティア、権力奪取や評価承認のためリーダーシップ、そして、このような構造を認め、評価する社会構造。全ては嘘である。檻の中にでただ反応する貧弱な畜群、そして支配欲求と承認欲求があまりに高い異常者達とは、同じ舞台で人生を演じたいとは思わない。それなりの距離を置き、怒りを鎮め、悲しみを噛みしめ、そして許しへと展開させていきたいと思うばかりです。2017/06/18
モットヒカリヲ
2
心の癒しのルールは3つあり、ミゲルと私自身と他人を信じるなというもの。このルールを守ることにより、あらゆる真実でないものは、この世界の中で煙のように消えていくとミゲルは言うが、どう考えてもこれは難しい。「自分を信じろ」とい言葉がビジネス書に頻繁に出てくるが、それが間違いなのか私にはわからない。2012/11/22
tokuhide0525
1
★★★★★内側のイメージと、外側の世界に投影しようとしている自己イメージとの間に大きなズレがあると、社会の夢に適応するのは難しく、自分自身に抱く愛情は薄れていく。私たちは心の中に「裁判官」を作り出し全てを裁いている。ありのままを愛するか、さもなければ愛さないか。人間の問題は、彼らが心の中に魔法のキッチンを持っているということを知らない、ということ。まず初めにあなたの体を完全に受容しなさい。次に寄生体を狩り降伏させなさい。そうすれば心はあなたの体を愛し、もはやあなたの愛を妨げたりはしなくなるだろう。2011/02/12
oikawanoriko
0
☆52014/01/01
林檎
0
評価52013/06/23
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