内容説明
武田信玄は、なぜ強かったのか?謙信にも、信長にも、なかった騎馬隊を信玄だけが、どうして持てたのだろうか?武田騎馬隊のルーツを追い、遙かな騎馬民族にたどりつく。『異説本能寺 信長殺すべし』(講談社文庫)で誰も気づかなかった信長謀殺の真相を描き歴史ファンを驚愕させた山梨在住作家が郷土の英雄・武田信玄の謎に挑戦。雄大なスケールの「誰も気づかなかった信玄」。
目次
はじめに ふと思ったのである、武田信玄はなぜ強かったのだろうかと(信玄は体験であり環境なのである;信玄が強かったのは不思議だ ほか)
第1部 「甲斐の黒駒」を考える(日本に馬が渡って来た時;「甲斐の黒駒」現れる ほか)
第2部 新羅三郎の謎を追う(甲斐の馬と信濃の馬;「新羅」三郎とは何者か)
第3部 武田信玄は騎馬民族の末裔である(信玄はなぜ父を追放したか;信玄の南信濃攻略 ほか)
第4部 強いやつが正義だった時代―戦国史に関するエッセイ(秀吉の「備中大返し」とは何か;山崎の合戦 ほか)
-
- 和書
- べつに友達じゃないけど