盗む鳥、死の犬―動物神話の世界

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盗む鳥、死の犬―動物神話の世界

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794980458
  • NDC分類 164
  • Cコード C0095

出版社内容情報

豊饒の猪、先導する猿、出会いの鹿、不死の蛇、性の馬、知恵の鮭――。
動物たちが司るイメージと役割が描かれた神話を鮮明に解きほぐし、
その背景と意味を探究する。【図版多数掲載】

普段の生活の中で、あるいは動物園などで見られる
実在の動物たちは神話においてどのような役割と
意味を担っているのか。
インド神話への言及を中心に、東西の古代の神話、
また現代の小説、アニメ、映画などに現れる動物
たちのイメージを読み解いていく。

【目次】
第1章:鳥――媒介するもの
?死の鳥/?不死を運ぶ鳥/?盗む鳥(ほか)

第2章:猪・豚――豊穣と死 
?豊穣神の殺害者/?殺される者と殺害者の同質性(ほか)

第3章:猿――先導するもの 
?先導する神:ハヌマーンとサルタヒコ/?道をふさぐ猿神(ほか)

第4章:鹿――女神のあらわれ 
?鹿・王権・女神/?男女の出会いと鹿/?鹿と女神(ほか)

第5章:牛――聖なる動物
?怪物としての牛/?ミノタウロス/?聖なる牛(ほか)

第6章:犬・狼――人類の最古の友
?死の犬/?狗耕田/?自然界の裏切り者(ほか)

第7章:蛇・龍・ドラゴン――人間の永遠の畏れ 
?蛇と脱皮と不死/?ヴリトラ龍退治/?イランの蛇退治神話(ほか)

第8章:馬――女神と性
?王女マーダヴィーと馬/?スサノヲとポセイドンの馬(ほか)


【目次】

第1章:鳥――媒介するもの
?死の鳥/?不死を運ぶ鳥/?盗む鳥/?『火の鳥』(ほか)

第2章:猪・豚――豊穣と死 
?豊穣神の殺害者/?殺される者と殺害者の同質性/?神としての豚(ほか)

第3章:猿――先導するもの 
?先導する神:ハヌマーンとサルタヒコ/?道をふさぐ猿神/?ハヌマーンと孫悟空(ほか)

・コラム1: インド映画『バジュランギおじさんと、小さな迷子』に見る猿神の役割

第4章:鹿――女神のあらわれ 
?鹿・王権・女神/?男女の出会いと鹿/?鹿と女神(ほか)

第5章:牛――聖なる動物
?怪物としての牛/?ミノタウロス/?聖なる牛(ほか)

第6章:犬・狼――人類の最古の友
?死の犬/?狗耕田/?自然界の裏切り者(ほか)

・コラム2:猫――女神とつながるもの

第7章:蛇・龍・ドラゴン――人間の永遠の畏れ 
?蛇と脱皮と不死/?ヴリトラ龍退治/?イランの蛇退治神話/?日本神話の龍蛇
?中国の龍と蛇/?西の蛇とドラゴン(ほか)

第8章:馬――女神と性
?王女マーダヴィーと馬/?スサノヲとポセイドンの馬(ほか)

・コラム3:カエルと月
・コラム4:知恵の鮭と、竜の血

内容説明

普段の生活の中で、あるいは動物園などで見られる実在の動物たちは神話においてどのような役割と意味を担っているのか。インド神話への言及を中心に、東西の古代の神話、また現代の小説、アニメ、映画などに現れる動物たちのイメージを読み解いていく。

目次

第1章 鳥 媒介するもの
第2章 猪・豚 豊饒と死
第3章 猿 先導するもの
第4章 鹿 女神のあらわれ
第5章 牛 聖なる動物
第6章 犬・狼 人類の最古の友
第7章 蛇・龍・ドラゴン 人類の永遠の畏れ
第8章 馬 女神と性

著者等紹介

沖田瑞穂[オキタミズホ]
1977年、兵庫県生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科日本語日本文学専攻博士後期課程修了。博士(日本語日本文学)。現在、和光大学教授。専門はインド神話、比較神話(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

28
神話に登場する動物たちが持つ象徴的な役割をイメージを中心に鮮やかに解き明かす1冊。普段の生活の中や動物園などで見られる実在の動物たちは神話においてどのような役割と意味を担っているのか。インド神話への言及を中心に、東西の古代の神話、また現代の小説、アニメ、映画などに現れる動物たちのイメージを読み解く内容で、動物の行動一つ一つが神話の根源的な意味を生む過程はなかなか興味深く、多数の図版で抽象的な象徴も視覚的にイメージできて、神話が人類の自然理解や心理の痕跡だと実感したことで日常の動物を見る目も変わりそうです。2026/03/16

in medio tutissimus ibis.

3
魂と見なされ、不死の霊薬を異界から運び出す鳥。豊穣そのものでもあり、また豊穣神を殺しもする豚・猪。先導となって道案内をし、或は障害となって塞ぐ猴。雄の特徴である角を持ちながら王権の象徴たる土地の女神として王に娶い逐われる鹿。聖なる動物としてあるときは怪物として顕れる牛。人間の友として近くにあり、それ故に土葬圏では死肉を食らいもした犬。東洋では聖なるものとして西洋では邪悪として中間のインドでは聖龍ナーガと悪龍アヒが混在した蛇とそのキメラとしての龍。武力の象徴であるとともに、生殖や養蚕とのかかわりもあった馬。2026/03/28

ぽーら

1
大学で神話学の教鞭をとっている先生が書いた本という事で、とても期待して購入しました。 インド神話に造詣の深い方でいらっしゃるので、その範囲の言及が非常に読み応えがありました。同じ「動物」が登場する様々な範囲の神話を、数珠繋ぎのように次々と紹介しているのが、連想ゲームをしているようで読んでいて楽しかったです。 考察も各文化への難しい言及がなく、とても理解しやすくまとめられていたところが良かったです。神話学に興味を持つきっかけが作れる本だと思ったので、周囲に布教したいと思います! 次の本も楽しみです。2026/02/19

くろう

0
図。実在の動物たちは神話においてどのような役割と意味を持つのか。インド神話を中心に、様々な動物たちが紹介されていく。何と関係があるのか、何を象徴しているのか。神様がたくさん出てくるとカタカナが多い。今目にする動物たちって昔からいて、人間と関わっていたのかと思うと面白い。神話が絡むと話も壮大だったりインパクトが強かったり。国は違えど、似たような雰囲気になる神話の不思議。神話についてはまだまだ無知で未知なので、もっと読書の幅を広げたいな。2026/03/26

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