RITUAL―人類を幸福に導く「最古の科学」

個数:
電子版価格
¥2,420
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

RITUAL―人類を幸福に導く「最古の科学」

  • ウェブストアに24冊在庫がございます。(2024年04月30日 15時51分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 368p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794974082
  • NDC分類 389
  • Cコード C0095

出版社内容情報

世界を変えるための「最古の科学」が「儀式」だった――。
生活や価値観が猛スピードで変化する現代。昔からある「儀式」は単調で、退屈で、無意味にみえる。でも、ほんとうに? 認知人類学者の著者は熱した炭の上を歩く人々の心拍数を測り、インドの祭りでホルモンの増減を測定。フィールドに実験室を持ち込んで、これまで検証されてこなかった謎めいた儀式の深層を、認知科学の手法で徹底的に調査する。ハレとケの場、両方にあふれる「儀式」の秘密と活用のヒントを探究する空前の書。

ジョセフ・ヘンリック(人類学者、ハーバード大教授)
「ギリシャの火渡りからアマゾンの恐ろしい祭礼まで、認知人類学者の著者は、リズム、ダンス、音楽、苦痛、犠牲などから成る、一見すると無意味で反復的で因果関係が不明瞭な〈儀式〉を、人類がどのように、なぜ行うのかを探求する。民族学的なデティール、個人のナラティヴ、認知科学の成果が盛り込まれた本書は、QOLや健康状態の改善、地域社会の構築のために、古代からの知恵であり最新の科学でもある〈儀式〉をどのように活用できるかを教えてくれる」

内容説明

世界を変えるための「最古の科学」が「儀式」だった―。生活や価値観が猛スピードで変化する現代。昔からある「儀式」は単調で、退屈で、無意味にみえる。でも、ほんとうに?認知人類学者の著者は熱した炭の上を歩く人々の心拍数を測り、インドの祭りでホルモンの増減を測定。フィールドに実験室を持ち込んで、これまで検証されてこなかった謎めいた儀式の深層を、認知科学の手法で徹底的に調査する。ハレとケの場、両方にあふれる「儀式」の秘密と活用のヒントを探究する空前の書。

目次

第1章 儀式のパラドックス
第2章 儀式と種
第3章 秩序
第4章 接着剤
第5章 沸騰
第6章 強力接着剤
第7章 犠牲
第8章 幸福
第9章 儀式の力の活用

著者等紹介

クシガタラス,ディミトリス[クシガタラス,ディミトリス] [Xygalatas,Dimitris]
コネチカット大学・実験人類学研究所長。認知人類学者。南ヨーロッパとモーリシャスで数年間のフィールドワークを行ったのち、プリンストン大学、オーフス大学で役職を歴任し、マサリク大学・宗教実験研究研究所の所長を務める。コネチカット大学では実験人類学研究室を指揮。同研究室では、実際の環境での行動を定量化するための方法と技術を開発している。認知科学プログラム、コネチカット脳認知科学研究所、健康、介入、および政策に関するコラボレーション研究所での活動も多数。その活動は、ニューヨーク・タイムズ、ガーディアン、PBS、ヒストリーチャンネル、その他の多くの媒体でも取り上げられている

田中恵理香[タナカエリカ]
東京外国語大学英米語学科卒、ロンドン大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐倉

11
宗教や民族社会のみならず、入学・卒業式や結婚式、またスポーツ選手のルーチンのように近代社会にも多くの儀式が存在する。法的実行力も無ければ実利もないように思えるが本当にそうなのか?ウェアラブル端末や検査キットを用いて儀式中・前後の生体反応やホルモンバランスを調べていくと、儀式には(一見そうは見えないような苦痛を伴うものでも)エンドルフィンやオキシトシンの増加など、ストレス耐性や幸福、充足をもたらすようなケースがあった。世界各地の儀式と生体反応との相関関係を明らかにしていく実験人類学の試みが書かれた一冊。2024/04/04

1
(202401,389)世の中に儀式(直接的に事象成功とは関係ないのにやるイベント)が多すぎるのは、ハラリ「サピエンス全史」でも書かれていたこと。さらにそれが大々的・苦痛すぎるほうが、成功する・多幸感に包まれる。・・ということを延々いろいろな調査・実験から導き出している。そこまでいくと、もう科学だよという話。人間ばかりか動物にも広げているところがユニークでした。呪術や宗教儀礼を軽んじる人の反論が聞きたいが。まあ、「離婚式」だけ存在しないのはなんでかな。2024/04/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21762764
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。