出版社内容情報
全員、嘘つき。空前の偽情報[ガセネタ]が世界を揺るがす!
裏切り、寝返り、嘘と罠。欲望渦巻く<情報[ネタ]>の世界。
諜報とジャーナリズムが融合し、情報を操作する時代の舞台裏を鮮やかに描く、
衝撃のノンフィクション。
【佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)、推薦!】
本来、国家のために用いられる技法を身に付けたインテリジェンス・オフィサー
(スパイ)が金儲けに走り民間諜報員となり、マスメディアと結託することで、
世の中に多大な害悪を与えている実態を明らかにした傑作。
情報の世界の現在を知るための必読書。
【目次】
プロローグ:スティールを追え
第1章:レンタル・ジャーナリズム
第2章:ラップダンス・アイランド
第3章:オポジット・リサーチ
第4章:ロンドン情報取引所
第5章:バッド・ブラッド
第6章:株ウクライナの明日
第7章:六番テーブル
第8章:グレントラージュ
第9章:放尿テープ
第10章:発覚、エピソード1
第11章:発覚、エピソード2
第12章:トロイア戦争
第13章:ロックスター
第14章:エピソード1:「二重スパイ」
第15章:ピカピカ光るもの
第16章:ナタリアとのディナー
第17章:情報収集屋
あとがき
ソースについて
内容説明
現存するプライベート・スパイたちは、大統領選挙、政府の政策、ハリウッドや大企業の未来、はたまたSNSや広告などにいたるまで「操作」している。また、彼らは私たちの生活にまで入り込んでおり、電話を盗聴したり、メールをモニタリングしたり身分を偽ることで、気づかれることなく接触し、自分たちが得たい情報を入手している。―「真実」に迫ることが著しく困難な世界を理解するための基本書。
目次
プロローグ スティールを追え
レンタル・ジャーナリズム
ラップダンス・アイランド
オポジション・リサーチ
ロンドン情報取引所
バッド・ブラッド
ウクライナの明日
六番テーブル
グレントラージュ
放尿テープ
発覚、エピソード1
発覚、エピソード2
トロイア戦争
ロックスター
エピソード1「二重スパイ」
ピカピカ光るもの
ナタリアとのディナー
情報収集屋
著者等紹介
マイヤー,バリー[マイヤー,バリー] [Meier,Barry]
1949年生まれ、ニューヨーク在住の作家・報道記者。元ニューヨーク・タイムズのレポーター。2017年のピューリッツァー賞:国際報道部門を受賞したタイムズのチームのメンバーであり、また、権威あるジョージ・ポーク賞の調査報道およびその他の専門的栄誉を2回受賞。1989年にタイムズに入社する前は、ウォール・ストリート・ジャーナルとニューヨーク・ニューズデイに勤務していた
庭田よう子[ニワタヨウコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。