ペイン・キラー―アメリカ全土を中毒の渦に突き落とす、悪魔の処方薬

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ペイン・キラー―アメリカ全土を中毒の渦に突き落とす、悪魔の処方薬

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  • サイズ B6判/ページ数 296p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794973498
  • NDC分類 499.1
  • Cコード C0036

出版社内容情報

【Netflixにて連続ドラマ化決定! 2023年公開予定】
公衆衛生史上最悪ともいえる大惨事は、いかにして「広められた」のか。
全米を巻き込み、大統領による国家緊急事態が宣言された
「処方薬」によるドラッグ汚染<オピオイド>危機。
依存性薬物に侵されたアメリカの実情に肉薄し、製薬会社の闇を暴くノンフィクション。

【丸山ゴンザレス、推薦!】
オピオイド危機は前日譚に過ぎない。現在の中毒者たちはもっとキツい
効果を求めるため、死に至るほど強烈なドラッグが生まれ拡大している。
これは医療ビジネスが引き起こした医療災害である。裁判では決して
終わらない。現在進行中の惨劇なのだ。

――「それ」はある小さな田舎町から始まった。
異変に気づいた医師、ジャーナリスト、そして患者家族たちは、
大富豪サックラー家が経営する製薬会社パーデュー・ファーマ社の
闇と悪行を白日の下にさらし、「日常」を取り戻すことができるの
だろうか……?

【目次】
プロローグ:死者の書 
ONE ピル・ヒル 
TWO 疼痛との闘い 
THREE デンドゥール神殿の秘密 
FOUR 金のなる木 
FIVE シニア・ナイト 
SIX ホットスポット
SEVEN お子様の麻薬 
EIGHT パープル・ピーラー 
NINE 死者の数
TEN 裁きの日
ELEVEN 偽りの帝国 
エピローグ:疼痛撲滅戦争を振り返る 
註と参照文献 

内容説明

公衆衛生史上最悪ともいえる大惨事は、いかにして「広められた」のか。全米を巻き込み、大統領による国家緊急事態が宣言された「処方薬」によるドラッグ汚染“オピオイド”危機。依存性薬物に侵されたアメリカの実情に肉薄し、製薬会社の闇を暴くノンフィクション。

目次

プロローグ 死者の書
ONE ピル・ヒル
TWO 疼痛との闘い
THREE デンドゥール神殿の秘密
FOUR 金のなる木
FIVE シニア・ナイト
SIX ホットスポット
SEVEN お子様の麻薬
EIGHT パープル・ピーラー
NINE 死者の数
TEN 裁きの日
ELEVEN 偽りの帝国
エピローグ 疼痛撲滅戦争を振り返る

著者等紹介

マイヤー,バリー[マイヤー,バリー] [Meier,Barry]
1949年生まれ、作家・報道記者。元ニューヨーク・タイムズのレポーター。2017年のピューリッツァー賞:国際報道部門を受賞したタイムズのチームのメンバーであり、また、権威あるジョージ・ポーク賞の2度の受賞をはじめ受賞多数。1989年にタイムズに入社する前は、ウォール・ストリート・ジャーナルとニューヨーク・ニューズデイに勤務していた

三木直子[ミキナオコ]
東京生まれ。国際基督教大学教養学部語学科卒業。医療大麻についての活動にも携わっており、現在GREEN ZONE JAPAN理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

garth

13
オピオイド危機の全体像を大づかみにでも理解しておこうと思って読む。ただ、本としては焦点がまとまっているとはいいづらく、ヴァン・ズイー医師とリンジー・マイヤーズとサックラー兄弟らパーデュー社の話とがそれぞれバラバラで、ひとつになるポイントがない。2023/04/06

Keystone

11
Netflixで複数のオキシコンチンに関するドキュメンタリー、ドラマを見た後、理解を深めたくて読了。オーバードースで25万人が死亡とのこと。25万人?!見間違いかと思うような数字。怪我などの理由で病院を訪れて、鎮痛薬が処方される。飲むと痛みは治るが、効き目が切れると中毒症状が出て、飲みたくなる。対処法として容量を増やせとするパーデュー社。悪魔のサイクル。麻薬は国を壊しかねないというのは本当なんだな。2023/09/03

春風

10
麻薬の処方が厳格に管理されている日本からすると信じがたい、アメリカの「オピオイド危機」を、乱用のおそれを知りつつ大宣伝して売りまくった製薬会社との闘いを軸に語った本。2023/02/18

よしじ乃輔

9
アメリカのオピオイド危機。2021年時点、製薬会社が製造し医師が処方した合法的な医薬品で過去20年間での死者約25万人。国、規制当局、医療関係者は増加する死者数をなぜ無視したのか。疼痛管理という名目で販売されていたオピオイドを、乱用されている事を知りつつ自己弁護と不適切な売り込みを続け販売した製薬会社と疼痛管理の歴史を追っています。構成上、わかりにくい点もありますがそれを超えた内容の濃さ。医療には尚更の仁の精神が必要ではないでしょうか。2023/05/13

DEE

8
効き目が強く依存性も高いオキシコンチン。虚偽の宣伝を繰り返し、その危険性と麻薬として乱用されている現実を見て見ぬ振りをし、自社の利益のために薬をばら撒き続けた製薬会社。こういうのって今後も出てくるんだろうという怖さ。効き目が強いほど依存しやすいということを忘れてはいけない。2023/08/02

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