内容説明
男性の名前ばかりがずらりと並ぶ、古今東西の哲学の歴史。しかしその陰には、知的活動に一生をかけた数多くの有能な女性哲学者たちがいた。ハンナ・アーレントやボーヴォワールから、中国初の女性歴史家やイスラム法学者まで。知の歴史に大きなインパクトを与えながらも、見落とされてきた20名の思想家たち。もう知らないとは言わせない、新しい哲学史へのはじめの一書。
目次
ディオティマ(紀元前400年ごろ)
班昭(西暦45~120年)
ヒュパティア(西暦350年ごろ~415年)
ララ(1320~1392年)
メアリー・アステル(1666~1731年)
メアリ・ウルストンクラフト(1759~1797年)
ハリエット・テイラー・ミル(1807~1858年)
ジョージ・エリオット(メアリー・アン・エヴァンズ)(1819~1880年)
エーディト・シュタイン(1891~1942年)
ハンナ・アーレント(1906~1975年)
シモーヌ・ド・ボーヴォワール(1908~1986年)
アイリス・マードック(1919~1999年)
メアリー・ミッジリー(1919~2018年)
エリザベス・アンスコム(1919~2001年)
メアリー・ウォーノック(1924~2019年)
ソフィー・ボセデ・オルウォレ(1935~2018年)
アンジェラ・デイヴィス(1944年~)
アイリス・マリオン・ヤング(1949~2006年)
アニタ・L・アレン(1953年~)
アジザ・イ・アルヒブリ(1943年~)
著者等紹介
バクストン,レベッカ[バクストン,レベッカ] [Buxton,Rebecca]
オックスフォード大学の大学院で哲学の博士課程を履修中。専攻は政治哲学と強制移動。とくに難民や移民の人権に関心を向けている。ロンドン大学キングス・カレッジで哲学の学士号、オックスフォード大学で「難民および強制移動研究」により修士号を取得
ホワイティング,リサ[ホワイティング,リサ] [Whiting,Lisa]
実践倫理に関する分野の政策研究員。現在、データ倫理・イノベーションセンターで仕事をしている。ロンドン大学バークベック・カレッジで政府、政策、政治学の修士号を取得。ダーラム大学で哲学の学士号を取得
向井和美[ムカイカズミ]
翻訳家。京都府出身。早稲田大学第一文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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榊原 香織
ころこ
おおにし
しゅん
星落秋風五丈原
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