犀の教室 Liberal Arts Lab<br> 子どもの人権をまもるために

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犀の教室 Liberal Arts Lab
子どもの人権をまもるために

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  • サイズ B6判/ページ数 345p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794970343
  • NDC分類 316.1
  • Cコード C0036

出版社内容情報

虐待、貧困、指導死、保育不足など様々な困難から子どもをまもるために、現場のアクティビストと憲法学者が協同して編んだ論考集「子どもには人権がある」と言われるが、ほんとうにその権利は保障されているか。大人の「管理の都合」ばかりが優先され、「子どもだから仕方ない」で片づけられてはいないか。貧困、虐待、指導死、保育不足など、いま子どもたちに降りかかるさまざまな困難はまさに「人権侵害」。この困難から子どもをまもるべく、現場のアクティビストと憲法学者が手を結んだ。子どもたちがどんなところで困難を抱え、なにをすればその支えになれるのか。「子どものためになる大人でありたい」と願う人に届けたい、緊急論考集。

序章 子どもの権利──理論と体系  木村草太
【第1部 家庭】
第1章 虐待──乗り越えるべき四つの困難  宮田雄吾
第2章 貧困──子どもの権利から問う、子どもの貧困  山野良一
第3章 保育──待機児童問題は大きな人権侵害  駒崎弘樹
第4章 10代の居場所──「困っている子ども」が安心できる場を  仁藤夢乃
第5章 障害──障害をもつ子どもへの暴力を防ぐために  熊谷晋一郎
第6章 離婚・再婚──子どもの権利を保障するために親が考えるべきこと  大塚玲子
【第2部 学校】
第7章 体育・部活動──リスクとしての教育  内田良
第8章 指導死──学校における最大の人権侵害  大貫隆志
第9章 不登校──再登校よりも自立の支援を  大原榮子
第10章 道徳教育──「道徳の教科化」がはらむ問題と可能性  前川喜平
第11章 保健室──学校で唯一評価と無縁の避難所  白?洋子
第12章 学校の全体主義──比較社会学の方法から  内藤朝雄
【第3部 法律・制度】
第13章 児童相談所・子どもの代理人──子どもの意見表明権を保障する  山下敏雅
第14章 里親制度──子どもの最善の利益を考えた運用を  村田和木
第15章 LGBT──多様な性を誰も教えてくれない  南和行
第16章 世界の子ども──身体の自由、教育への権利、性と生殖に関する健康  土井香苗
終章 子どもの権利を考える──現場の声と法制度をつなぐために  木村草太


木村草太[キムラソウタ]
著・文・その他/編集

内田良[ウチダリョウ]
著・文・その他

大塚玲子[オオツカレイコ]
著・文・その他

大貫隆志[オオヌキタカシ]
著・文・その他

大原榮子[オオハラエイコ]
著・文・その他

熊谷晋一郎[クマガヤシンイチロウ]
著・文・その他

駒崎弘樹[コマザキヒロキ]
著・文・その他

白?洋子[シラハマヨウコ]
著・文・その他

土井香苗[ドイカナエ]
著・文・その他

内藤朝雄[ナイトウアサオ]
著・文・その他

仁藤夢乃[ニトウユメノ]
著・文・その他

前川喜平[マエカワキヘイ]
著・文・その他

南和行[ミナミカズユキ]
著・文・その他

宮田雄吾[ミヤタユウゴ]
著・文・その他

村田和木[ムラタカズキ]
著・文・その他

山下敏雅[ヤマシタトシマサ]
著・文・その他

山野良一[ヤマノリョウイチ]
著・文・その他

内容説明

「子どもには人権がある」と言われるが、ほんとうにその権利は保障されているか。大人の「管理の都合」ばかりが優先され、「子どもだから仕方ない」で片づけられてはいないか。貧困、虐待、指導死、保育不足など、いま子どもたちに降りかかるさまざまな困難はまさに「人権侵害」。この困難から子どもをまもるべく、現場のアクティビストと憲法学者が手を結んだ。子どもたちがどんなところで困難を抱え、なにをすればその支えになれるのか。「子どものためになる大人でありたい」と願う人に届けたい、緊急論考集。

目次

子どもの権利―理論と体系
第1部 家庭(虐待―乗り越えるべき四つの困難;貧困―子どもの権利から問う、子どもの貧困 ほか)
第2部 学校(体育・部活動―リスクとしての教育;指導死―学校における最大の人権侵害 ほか)
第3部 法律・制度(児童相談所・子どもの代理人―子どもの意見表明権を保障する;里親制度―子どもの最善の利益を考えた運用を ほか)
子どもの権利を考える―現場の声と法制度をつなぐために

著者等紹介

木村草太[キムラソウタ]
1980年生まれ。東京大学法学部卒業、同助手を経て、首都大学東京法学系教授。専攻は憲法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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いっちゃん

23
ツイッターで見かけて、すぐに購入してしまった。うちは死別のシングルの家庭です。今は末っ子と2人で暮らしています。上3人は就職と進学で離れて暮らしています。わたしに何かあったら、この本の中の厳しい状況に置かれた子どもさんたちのように、うちの子どももなるかもしれない。わたしが元気でいなくちゃ、しっかりしなくちゃ、と、気合いを入れ直しました。そんな風にシングル家庭が思わないで済む社会になってほしい。つらい気持ちで成長する子どもが1人でも減ってほしい。生まれて来てよかったと思える人生を歩んでほしい。2018/07/08

スイ

15
様々な立場の方々が語る、子どもの人権。 具体的な事例は胸の痛むものばかりだが、向き合って来た方々の言葉は力強く、変えていくことができるはずだと思えた。 ハッとしたのは木村草太さんの、法律は実際に起きた問題から、どうしたらいいか考え抜いて作られたものだといった言葉。 つい遠く無機質なものと思ってしまいがちな法律も、生きた判断材料にすることができるのだ。 例えば、木村さんが挙げていた子どもの自由権。 『保護と教育を理由とした子どもの自由の制限が許されるには、①自由を制限する目的が、子どもの最善の利益を2021/10/27

てくてく

10
虐待、里親、指導死、保健室登校、家に帰ることができない10代といった様々な子供の問題に取り組んでいる人たちによる論考集。子どもが自分の考えをどう伝えるか、どうSOSを発するのか、それらの情報をいきわたらせるのか、そして予算と人の確保といった課題が残されている。2018/04/06

tellme0112

8
良かった…。必読と思う。中学のころの自分に読ませたい。2018/05/21

Mao

6
問題を起こす子供を「困った子供」と捉えるのではなく、安心して過ごせる環境や信頼できる大人との関係性を必要とする「困っている子供」という視点を持ち、関わり続ける大人が必要だ (p96)2018/02/27

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