出版社内容情報
ナチ政権下、ホロコースト時代をどのように生き延びたのか? 70年以上の歳月を経て明かされるユダヤ人と日本人たちの記憶と証言。ナチ政権下、ホロコースト時代をどのように生き延びたのか──。生存ユダヤ人と日本人たちの記憶と証言が70年以上の歳月を経て明かされる。生死を分けた一瞬の偶然。市民がなぜあのような非道に同調することができたのかという人間性への問い。そしてヒトラー政権の同盟国であった日本人がユダヤ人に助けの手を差し伸べた新事実……。ベルリンに暮らし、数年にわたって丹念に取材を続けた著者が、悲劇の時代に生きた人間の姿をありのままにつづる、渾身のノンフィクション。
第一章 発端
数奇な巡り合わせ
この地下で
事前資料
レジーナおばさん
第二章 鎮魂
レジーナおばさんの手がかり
追憶の碑
「日本人村」と「ユダヤ人のスイス」
第三章 宿命
ラヘル・マンさんの場合──少女ラヘルの記憶
ハンツ・シュマル氏の場合──少年ハンツの記憶
第四章 証言
綴じられた過去
顔のないヒトラーたち
新たな証言
誌面の証言
第五章 気魂
古賀守の場合
近衛秀麿の場合
藤村義朗の場合
杉原千畝の場合
毛利誠子の場合
第六章 追懐
マルギット・ジープナーさんの場合──父を上海に逃がして
アンドレ・ロイジンクさんの場合──森と大人たちの陰に身を隠した命
マルギット・コルゲさんの場合──シスターたちの守った命
フィリップ・ゾンターク氏の場合──母の命と引き換えに
ホルスト・ゼルビガー氏の場合──恋人もアウシュヴィッツへ
あとがき
六草いちか[ロクソウイチカ]
作家。1962年、大阪府吹田市生まれ。88年からドイツ・ ベルリン在住。主な著作に、森?外の名作『舞姫』のヒロイン、エリスのモデルとなった女性を探し、文学界の積年の謎を解明した『?外の恋 舞姫エリスの真実』『それからのエリス──いま明らかになる?外「舞姫」の面影』(ともに講談社)がある。
内容説明
ナチ政権下、ホロコースト時代をどのように生き延びたのか―。生存ユダヤ人と日本人たちの記憶と証言が70年以上の歳月を経て明かされる。生死を分けた一瞬の偶然。市民がなぜあのような非道に同調することができたのかという人間性への問い。そしてヒトラー政権の同盟国であった日本人がユダヤ人に助けの手を差し伸べた新事実…。ベルリンに暮らし、数年にわたって丹念に取材を続けた著者が、悲劇の時代に生きた人間の姿をありのままにつづる、渾身のノンフィクション。
目次
第1章 発端
第2章 鎮魂
第3章 宿命
第4章 証言
第5章 気魂
第6章 追懐
著者等紹介
六草いちか[ロクソウイチカ]
作家。1962年、大阪府吹田市生まれ。88年からドイツ・ベルリン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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