内容説明
「令和の米騒動」はなぜ起きたのか?読めば思わず誰かに話したくなる知識と発見が満載!●コシヒカリが圧倒的な人気を誇る理由とは?●武士や戦国武将が好んだお米の食べ方は?●「減反廃止」は本当だったのか? 制度の裏側に迫る●年末にお米が売れないのはなぜ? 知られざる意外な要因さらに驚きのエピソードも!●北海道でコシヒカリが栽培されない理由とは?●かつて農家も輸入米を食べていた?●「日本最古のおにぎり」は本当におにぎりだったのか?お米を偏愛する著者が、お米の歴史・品種・文化の世界を語る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
活字スキー
17
備蓄米の放出により令和の米騒動がひと段落したタイミングでの刊行。機を見るに敏な三笠書房さんに感心しつつ読む。日本の歴史を、お米の歴史として辿るというのもなかなかユニーク。日本人にとっては言うまでもなく「日本の米はァ世界一ィィ!」だが、世界レベルで見ればジャポニカ米は少数派などの米雑学が大部分を占め、それはそれで楽しく読むことが出来た。しかし、今回の米騒動で露呈した、日本の米政策の杜撰さ、食料安全保障の脆弱さには大いに不安を感じさせられた。2025/09/08
ちび太
3
他の作物への転換を推奨する実務質的な減反政策や、条件の良い田んぼ代々受け継がれているので、新規参入者に渡り辛いなど、令和の米事情が分かりやすくまとまっている。2025/08/03
ふさふさ
1
本文はお米の歴史など解説がメインで著者の考えや意見は抑えめだが、あとがきでは一気に解放された感じで、それが一番印象的だった。2025/06/27
Go Extreme
1
https://claude.ai/public/artifacts/17299175-62ee-451a-a079-1301f9ed48dc 2025/06/23