出版社内容情報
いまこそ賢治に学ぼう。
宮沢賢治が実践した東北での「農」と菜食!
私は春から生物のからだを食ふのをやめました??
詩人であり童話作家である宮沢賢治は、生き物の悲しみへの直感からベジタリアンとなった。自耕の砂畑でハクサイ、アスパラガス、トマト、カリフラワー、キャベツ、トウモロコシなどを栽培し、豊かな菜食生活を送る。
やがて〈羅須地人協会〉という私塾を創設すると、そこには花巻の青年たちが胸踊らせ集まっては楽器を奏でた。農業の勉強もした。
文学者が構想した農と芸術の共同体=イーハトーブ。いまなお新鮮な賢治の根源的思想と生き方をひもとく。
羅須地人協会で教材として使用した、教材絵図を全カラー収録(宮沢賢治直筆資料)!
序 章 一通の招待状
第一章 物語のかなしいいきものたち
第二章 賢治のビヂテリアン宣言
第三章 理想の食卓
第四章 大地の土と化す
第五章 コミュニティ=イーハトーブの構想
第六章 ビヂテリアン大祭
第七章 からだと病と食
参考文献
あとがき
付録1 羅須地人協会教材絵図
付録2 賢治の食事と料理
【著者紹介】
エッセイスト・菜食文化研究家。東京都生まれ。1975年にウイリアム・モリス研究のため渡英。2年間の滞在中にベジタリアンとなり、研究を始める。88年より千葉県鴨川市の農村に転居しエコライフを実践。日本文藝家協会・日本ペンクラブ会員。
内容説明
賢治が実践した東北での農、理想郷の探求。宮沢賢治が描いた羅須地人協会の教材絵図をカラー収録。
目次
序章 一通の招待状
第1章 物語のかなしいいきものたち
第2章 賢治のビヂテリアン宣言
第3章 理想の食卓
第4章 大地の土と化す
第5章 コミュニティ=イーハトーブの構想
付録1 羅須地人協会教材絵図
第6章 ビヂテリアン大祭
第7章 からだと病と食
付録2 賢治の食事と料理
著者等紹介
鶴田静[ツルタシズカ]
エッセイスト、菜食文化研究家。東京都生まれ。ウイリアム・モリス研究のため渡英。1975‐77年の滞在中ベジタリアンとなり、研究を始める。88年より千葉県鴨川市の農村に転居しエコライフを実践。チェルノブイリの子どもたちの保養里親となる。日本文藝家協会・日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nizimasu
Salsaru
ヨハネス
sigismund
かーんたや
-
- 和書
- たとえる技術