我もまた渚を枕―東京近郊ひとり旅

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我もまた渚を枕―東京近郊ひとり旅

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  • サイズ B6判/ページ数 265p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794966445
  • NDC分類 291.3
  • Cコード C0095

内容説明

消えゆく下町を見つめてきた著者が、変化の激しい東京を一歩離れ、「旅」に出た。向かうは、千葉・埼玉・神奈川など東京近郊16の町だ。船橋で太宰の旧居跡を訪ねる。市川で荷風晩年の足跡をたどる。犬吠埼で新珠三千代に思いをはせ、本牧で野良猫を眺めてビールを一杯…。観光地めぐりだけが旅の醍醐味ではない。身近にも時代の光と影が交差する場所がある。平凡だからこそ記憶したい風景がある。心の隠れ里をさがし求める町歩きエッセイ。

目次

磯の香にひかれて歩く漁師の町「船橋」
ローカル鉄道に揺られ、川べりを歩く「鶴見」
近未来都市と田園風景が共存する町「大宮」
下町の匂いが残る本当の横浜「本牧」
手賀沼と利根川、水と暮す町「我孫子」
荷風晩年の地、寺と緑と川の「市川」
歴史に消えた風景の幻が甦る町「小田原」
ローカル鉄道と漁港の町「銚子」
京急大師線沿線、工場街を歩く「川崎」
「基地」と「日常」が溶け合う町「横須賀」
横浜の裏町、「寿町」「日の出町」「黄金町」
鉄道の思い出が残る、かつての軍都「千葉」
二つの川の恵み豊かな人形の町「岩槻」
緑と太陽と潮風の町「藤沢」「鵠沼」
相模川、水奈川。川べりの町「厚木」「秦野」
京浜急行終点、海辺の隠れ里「三崎」

著者等紹介

川本三郎[カワモトサブロウ]
1944年、東京生まれ。東京大学法学部卒業。『大正幻影』(ちくま文庫)でサントリー学芸賞、『荷風と東京』(都市出版)で読売文学賞を受賞。『林芙美子の昭和』(新書館)で桑原武夫学芸賞、毎日出版文化賞を受賞
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hitsuji023

6
特別な観光地ではない街をぶらりと散歩するひとり旅。その街にまつわる作家や映画などの話が面白い。作者のように泊らずとも、ぶらりと散歩気分で歩くのもいいかもしれない。「荷風セット」のカツ丼は一度食べてみたい。2014/10/07

こっこ

4
★★★★☆ 千葉、埼玉、神奈川。「東京近郊ひとり旅」「日々の暮らしが穏やかに営まれている生活者の町」を「なるべく目立たないように静かに」「風景のなかにゆったりと溶け込むように」歩く。歩く。歩き果て、居酒屋でビールを飲む。 「町歩きとは、記憶のなかにしかないかつての幻の町を探し求める旅なのかもしれない」川本氏の旅行エッセイはノスタルジックで、どこか蕭条としており旅愁を感じさせる。「旅とは、日常生活からしばし姿をくらまし、行方不明になることでもある」私もふらっと旅に出て、うまいビールでも飲みたくなってきた。2017/06/10

ワッピー

4
知っている町が多くてなじみ深いのと、古い商店街を見る楽しみ、ほどほどの蘊蓄、よい雰囲気の食堂とツボがみんなおさえられている。ヤラレタネ、ワッピー!実際に行かなくても満足かも。2011/01/10

炬燵金魚

3
東京近郊の一泊お散歩エッセイ。ていねいな町歩きの描写で一緒に歩いてるみたいなきもちよさ。2004年の作品なので、行きたいと思った居酒屋が閉店していたりして残念。もっと早く読んでいればよかったな。2016/08/22

ナツ

2
久々に面白い旅エッセイ、お出かけエッセイ。 東京から近郊への1泊散歩旅だが、メジャーな場所じゃない行ったことない町の楽しみ方がいい!こういうのをエモいって言うのかな?と2025/06/27

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