内容説明
私って、いったい何者?神さまはどこにいるの?家族ってなんだろう?隣人…って?なんのために生きているのか?友だちや家族とトラブルがあったとき、親しい人が死んだとき、つらい戦争のニュースを耳にしたとき、人はだれでも、どうしようもない悩みをかかえてしまうことがある。本書は、そんな、人生が問いかける最も深くむずかしい疑問に直面した子どもたちのための「自分さがし」の旅の案内書。アメリカを代表する児童文学者が、一人の母親として作家として子どもたちの声に向きあい、一人のクリスチャンとして聖書をひもときながら、生き方のヒントをさぐる。
目次
1 神さまはどこにいるの?
2 わたしはだれ?
3 家族って、何?
4 隣人…って?
5 人生の意味は?
著者等紹介
パターソン,キャサリン[パターソン,キャサリン][Paterson,Katherine]
アメリカの児童文学者・YA作家。1932年、宣教師の両親のもと中国に生まれる。『テラビシアにかける橋』『海は知っていた』で優れた児童書に贈られるニューベリー賞と、全米図書賞をそれぞれ二度受賞。『ガラスの家族』『ワーキング・ガール』など、その作品の数々は日本の子どもたちにも愛読されている。1998年、国際アンデルセン賞受賞
中村妙子[ナカムラタエコ]
1923年東京生まれ。東京大学西洋史学科卒業。翻訳家
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