生きちゃってるし、死なないし―リストカット&オーバードーズ依存症

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  • サイズ B6判/ページ数 306p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794964991
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0095

内容説明

何をやってもイケてない日々をやりすごすため、自分の体を痛めつける若者たち。彼らは今、何を探し求めているのか?自傷イヴェントの最前線、アーティストたちの自傷行為、家族や医者との関係をめぐる構図。「自分を愛せない人たち」との対話を続けてきた著者が、“自傷ラー”をとりまく環境と、知られざる生の声に迫った。「救済」なんて言葉は願い下げ。手あかのついた「常識」はクソくらえ。そんな目からウロコの真実が見えてくる、渾身のルポルタージュ。自傷依存症、目に見えない傷を抱えて漫然と暮らす自称「健常者」に贈る、新しい明日への第一歩。

目次

1 自殺志願者の「生」と無責任なメディア―青少年の戦争1996‐2001
2 僕らが「自傷」した理由―何処に行こうとも続くのは負け戦?
3 “脱医療”と出会いのネットワーク―自殺取材メモから
4 自分の体が気持ちよければそれでよし!
5 現実の世界は動いている―あるいは、僕らが旅に出る理由

著者等紹介

今一生[コンイッショウ]
1965年、群馬県高崎市生まれ。早稲田大学第一文学部を3ヶ月で勇退。コピーライターを経て、90年からフリーライターに。95年からオルタナティヴ・カルチャーを題材に数々のイヴェントを主催。97年Create Media名義で編集した『日本一醜い親への手紙』(メディアワークス)がベストセラーに(後に『子どもを愛せない親への手紙』角川文庫)。98年、出版プロダクションCreate Media ltd.設立。99年『完全家出マニュアル』(メディアワークス)を発表し、「プチ家出」という造語が流行
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しば

4
図書館本。勉強になったようなところもある。ところどころだけれど、。切る自分を受け入れられたら、2014/12/09

K_apela

1
図書館本 少しは読みごたえがありましたが、物足りなかったです2015/05/06

gin

1
後半は自己啓発本になってしまいました。でも、何かしかに依存している人は元気が出るのかもしれませんね。私は少し元気が出て、自分を許してあげられたかもしれません。でも、ほんの少しだけね。呪われてるかのように自分が嫌いです。2010/06/07

aaaaki

0
ミーハーな書きぶりに感じた。2017/10/22

daiyuuki

0
何をやってもイケてない日々をやり過ごすために自傷行為にハマる若者たち。タトゥーや自傷行為にハマる若者たちの生の声と家族や医者との関係に、自傷イベントを通じて出会った若者たちやアーティストの親子や社会との関係でどう生きづらさを引きづりながらまったり生きるテクニックやノウハウ(弱い自意識を克服するために、部分的な承認を得られるように様々な人脈作りをしたり、自分の心や体の声に素直になるなど)をテーマに読み解いたルポルタージュ。2005/02/13

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