内容説明
百年前にタイムトリップしてみれば、思いがけない「日本の姿」に出会うことができる。当時はまだめずらしかった腕時計や手帳、万年筆から、今ではもう使われなくなった釜や洗濯板、地口行灯。その他、遊戯盤、水呑、錠前、病用具、亜鈴、ブランコ、はたまたビリケンやキューピー、達磨まで…。一見何のへんてつもない「がらくたの集まり」も、路上観察家の眼をとおして見れば、たちまち「宝の山」に早がわり。多数の貴重な図版とユニークなエッセイで、ちょっと昔の日本人の生活を垣間みる、見ても読んでも楽しい、真骨頂・林丈二ワールド。
目次
第1章 小道具部
第2章 飲食部
第3章 衛生部
第4章 健康部
第5章 図像部
第6章 備品部
第7章 遊戯部
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
30
明治の道具の突飛な発想に驚かされた。2018/11/26
にっとろべ
1
文章も内容もブログのような、砕けたカンジでした。博覧会ということで明治時代のガラクタが所狭しと載っていて、、、を期待しましたが、そうでもなく。2011年が明治終焉100年だったそうで、それが一番の収穫でした。2012/08/08
まいまい
1
古い絵葉書から、当時の情景がわかるのが面白い。昔の広告は字がびっしりと書かれていて、読むのが大変そう。2010/04/13
Koichi Yamashita
0
毒にも薬にもならない内容だけど、読んでるとなんかホンワカしてくる。そして笑えてくる。この人の本好きだなぁ…2017/03/10
Ryokan
0
当時の新聞記事が面白かった。犬の名前…ちょっと衝撃2015/04/26
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