憲法と戦争

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794964526
  • NDC分類 323.142
  • Cコード C0031

内容説明

憲法第9条に人びとを戦争からまもる力があるか?国の交戦権とはどんな権利か?自衛隊の海外派遣の本当の目的とは?日米新ガイドラインのめざしているものは何か?これからの日本国憲法のために、改憲派であれ護憲派であれ、これだけは考えておきたいことを根源から問いなおす。

目次

1 憲法第九条について(憲法第九条は死んだか;自衛隊はカンボジアに何をしに行ったか―司令官は語る;人を殺せる自衛隊 ほか)
2 戦争について(誰が監視を監視するか;イラクで考えたこと;意見書「天皇制・君が代について」 ほか)
3 国家について(暴力国家;正戦論)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

katoyann

20
新ガイドライン関連法(周辺事態法など)の可決が問題になっていた頃の論稿集である。 憲法第9条には「国の交戦権は、これを認めない」とある。交戦権とは、軍隊がひとを殺す権利を有することを指し、この条文があることにより、自衛隊はまだ戦闘行為で人を殺していない。しかし、米軍の後方支援が求められるとき、この交戦権に関する規定が邪魔になる。この間、政府は解釈改憲を続け、国際貢献の名の下に交戦権規定が空疎化されてきた。国家は「正当な物的暴力性の独占」により規定されるが、その一つの戦争による殺戮を認めて良いのかと問う。2021/07/22

愛希穂

0
後で2013/01/15

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