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内容説明
ジャック・ルイ・ダヴィッド。1748―1825。フランス新古典主義の代表的画家。その前半生においては、熱烈な革命派として、フランス革命の諸事件の視覚的記録を描き、後半生では、皇帝ナポレオンの首席画家として、大作『ナポレオンの戴冠式』を残した。二つの苛烈な時代を生き抜いた画家の生涯と仕事を通じて、忘れられた西洋近代絵画の正統を堀り起こした気鋭の力作。
目次
序 新古典主義の復権とジャック=ルイ・ダヴィッド
第1部 啓蒙主義時代の絵画―歴史画の復興と大革命以前のダヴィッド(歴史家の視点をもつ芸術家たち;歴史画の盛衰;歴史画復興運動の国際的背景;フランスにおける歴史画復興運動;復興された歴史画)
第2部 ダヴィッドと革命の美術―フランス革命の視覚言語(ダヴィッドとフランス革命;革命の記録者;革命の意匠家)
第3部 皇帝の首席画家、ジャック=ルイ・ダヴィッド(ナポレオンとの出会い;皇帝の首席画家)
第4部 ルーヴル美術館の誕生(旧体制時代;革命時代;執政政府時代;帝政時代;ナポレオン美術館の崩壊)