エネルギーと公正

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エネルギーと公正

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  • サイズ B6判/ページ数 185p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794959133
  • NDC分類 501.6

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Naoyuki

1
大きくは2つの内容に分かれ、前半が「エネルギーと公正」、後半が「創造的失業の権利」である。エネルギーを消費しすぎることによってむしろ人間はそれに縛られてしまい豊かさから離れてしまうということ。そして専門家が技能や技術を独占して囲い込もうとすることによって、これまで当然のように専門家以外が行ってきた生業だったり能力が退化してしまい、専門家に依存する世の中になってしまうと言うこと。同意する内容も多かったが、もう引き返せないところまで今日来てしまってるとすると、僕たちにできることはなんだろうと考えさせられた。2021/12/28

iwtn_

1
難しい読書だった。イリイチは理論を展開するが、この著書の中では裏付けとなる数値を書き出さないし、書かれたのも半世紀前のことになっている。専門家によって造り出される欲求はどれぐらい機能したのか、私は正確に計測できない。FACTFULLNESSあたりの本が比較的最近の回答にはなるかもしれないが、それもまた専門家によるものであることも確かだろう。 インフォデミックの中、自称専門家の適当だが不安を掻き立てる情報と、実際に機能する情報は錯綜している。根本的な独占はむしろ俗化したのか?もう古い議論であるかもしれない?2021/03/27

健康平和研究所

0
公正=1÷エネルギー エネルギーを使い過ぎると公正さが失われる 自転車を勧めていて、公共交通機関の速度は時速24kmまでが良い 今考えると遅いが、逆にその常識がおかしいのかも2015/05/02

doji

0
日常の中で当たり前に消費されているものを、すべてはおおきなシステムの中での搾取の構造で成り立っていることを撤退的に暴くその様は潔く気持ちがいい。消費や産業ベースではなく、人間そのものの能力として身の丈にあった、じぶん自身の手でできることは何なのかを考えた。2015/02/04

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