風呂トイレ讃歌

風呂トイレ讃歌

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  • サイズ A5判/ページ数 335,/高さ 23X17cm
  • 商品コード 9784794958020
  • NDC分類 383.6
  • Cコード C0036

内容説明

ホメロスの風呂から20世紀のトイレまで人間の情熱と想像力が生み出した小さな空間の大きな歴史。膨大な資料を駆使して語る、ついぞ語られることのなかった文化史。

目次

第1章 ところ変われば
第2章 すべての風呂はローマから
第3章 聖者のかおり
第4章 中世の礼節
第5章 羽根柄ほどの給水管で
第6章 臭気の街
第7章 豊饒の泉
第8章 ああ、「イギリスどころ」
第9章 寝室のハーレクィン
第10章 王室ナンキンムシ
第11章 コレラのお通り
第12章 ウォーター・キュア
第13章 だが、水に効験ありや?
第14章 湯わかし器に幸あれ
第15章 水とともに去りぬ
第16章 水道屋発奮
第17章 花ざかりサニタリー・インヴェンションズ
第18章 マイ・スウィート・ホーム・タブ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はる

12
図書館本。夏の間ももちろん一年中、お風呂といえば浴槽にお湯を溜めてはいる。洗い場のないバスルームには悲しくなる。湯船に浸かりながらすぐそばにトイレがあるのも切ない。でも昔の四国の山の中では、トイレとお風呂が別棟で一つになっていて排水が汚水溜めに流れていたような気がする。図版がたくさんある本は面白い。とんでもない装飾過剰の椅子トイレが介護用トイレに見えてきたり…。江戸のし尿処理はとてもうまくいっていたのかも。2016/07/31

kagonosuke

0
イギリス人流のブラックジョークを交えつつ、少々分かりにくい箇所もあったが、この手の入門書としては大まかな歴史的変遷の把握は出来たと思う。中世は思っていた以上に清潔だったことを知る。修道院や貴族などの邸宅では特に。水回り関連の項目は興味深かったし楽しめた。ただ一番知りたかった肝心の汚水処理の問題が具体的には挙げられていなくて(川に流す以外の件)消化不良は否めない。産業革命前後のロンドンに生まれていなくて良かったとつい思ってしまった。2012/09/30

tkm66

0
ざっと、っすね。でもまだ手元に有る。2005/04/22

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