内容説明
強烈に激しく。粗野で荒々しく。ビートは若者の言葉となり、文化となった―。ロックの偉大な記念碑となった1955年の「ロック・アラウンド・ザ・クロック」。ここにはじまったロックンロール黄金期のほてるような熱気を再現。シュレルズ、ニール・セダカ、エヴァリー・ブラザーズ、キングストン・トリオなどスターたちの生の証言を織り込みながら、初めての若者文化誕生を内側から生き生きと描きだす。懐かしいヒット曲にのせ、誰もが夢を信じた時代へのかぎりない思いをこめて綴る、オールディーズ・メモリアル。
目次
1 ソング編(私の人生はチャートとべったりのつきあいだ ウルフマン・ジャック;今は週末だけ歌ってるけど、あくまで趣味にとどめたいんだ エレガンツ;ロックンロールなんてやったことがない。変わり目だったんだね フリートウッズ;ぼくにはヒット曲がどういうものか、わかっていた ルーサー・ディクソン;これはいけると思った人は誰でも仲間に入れたよ ジョイ・ディー&スターライターズ;ヒットしたときはまだ、煙草配りとキャンディ屋だった ディック&ディーディー;金がこのビジネスをすっかり変えちゃったねえ フォア・シーズンズ;ロックンロール・キャリアなど自然の成り行きで得たもの リッキー・ネルソン)
2 シンガー編(ザ・ファイヴ・サテンズ;エヴァリー・ブラザーズ;ジョアン・キャンベル;ハンク・バラード&ザ・ミッドナイターズ;ザ・シュレルズ;ザ・キングストン・トリオ;ニール・セダカ;ブレンダ・リー;リトル・アンソニー&ジ・インペリアルズ)