晶文社セレクション<br> 青春―モスクワと詩人たち

晶文社セレクション
青春―モスクワと詩人たち

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784794946560
  • NDC分類 981

内容説明

1960年代はじめのモスクワの街は、自由を謳歌する若々しいエネルギーにあふれていた。スターリン時代に無実の罪で拘束されていた人びとが家にもどり、文学史から抹殺されていた作家や詩人たちが復活しはじめた。そして、大学や工場で開かれる詩の朗読会は、何千という聴衆の熱気でむせかえった。この「雪どけ」の時代の旗手として活躍した若き詩人たち、エフトゥシェンコ、アフマドゥーリナ、オクジャワ。この時期に甦った二人の女流詩人、アフマートワとツヴェターエワ―青春時代を「雪どけ」の息吹きを吸いながらモスクワで過ごしたロシア文学者が、それらの詩人像をとおして20世紀ソビエト詩の運命を浮き彫りにする。

目次

1 ソビエトの女流詩人たち(ベラ・アフマドゥーリナ;アンナ・アフマートワ;マリーナ・ツヴェターエワ)
2 〈雪どけ〉の相貌(永遠の足早な青春―エフトゥシェンコ;歌う詩人―オクジャワ;ベラ、ふたたび)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Chunko

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渡辺先生の本である。3年生になって、ゼミに入れたときのために読んどこうかなーと。読みやすくて割とかっちりした文章(もっともあまり日本人の女の人が書いた文って読んだことがないからアテにならんが) 読んで一番思ったのは現代のロシア、ソビエトの作家を知らないこと。ひとまず「巨匠とマルガリータ」「時のざわめき」「波の上を駆ける女」あたりは読んでみたい。1993/02/27

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