目次
1 ミステリーのたのしみ(人気ミステリーの殺し;探偵小説のたのしみ;パット・マガーをめぐって ほか)
2 ミステリーの名人たち(007がビンボを暴行から救った;スパイ小説のぶり返しとイアン・フレミングの愉快なエッセー;イアン・フレミングとの最後の対談 ほか)
3 ミステリー評1959→1974(E.S.ガードナー「最後の法廷」/H.ゼーダーマン「犯罪を追って」;マイケル・ギルバート「捕虜収容所の死」;S.B.ハフ「優しい殺害者」 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shiaruvy
6
【2004.12.25 初版】今から振り返ると,このシリーズは全巻揃えておくべきであった。うううっ...(T_T)2017/12/30
moonanddai
2
しかし、この手の本を読んでしまうと、読みたい本が増えてしまって困ります…W。幸か不幸か古いデータによるものですので、絶版になっていたり、未訳のままだったりするものもありますが、クリスティとかクィーンとかでも、まだまだ読みたい本が出てきました。まぁ、とりあえずはシムノンかなと思ったりしました。それにしてもペーパーバックス1冊3時間とか、5時間とか…、すごいこと書いてあります。2015/11/03
ゆりっぺ
0
1999年7月20日
nomunomuda
0
国内外の作家をまぁよくもこんなに評価出来るなんて、植草さん、更に尊敬。2025/04/11
晴
0
植草甚一が海外のミステリーを様々に紹介した文章をまとめた一冊。『雨降りだからミステリーでも勉強しよう』と二冊続けて読んでみたら、紹介する作品に未翻訳が多いこと、そして紹介すると最終的にネタバレする傾向が強いことが共通していて、もしかしてこのスタイルがスタンダードなのか、と傾向が少し分かってきた。植草甚一が好む作品は自分の好みとは少々違うことも分かったけれど、それでもやはり読んでみたいと思える作品がたんまりと増えてしまったことは、植草甚一本人に対する興味が私の中で持続していることの証拠なんだな、きっと。2019/06/12