出版社内容情報
えっ!? あの「KSD」こと京都産業大学の教授が「丼」もののレシピで世界一周!?
「This is my life(自炊こそわが人生)」――料理は素人でも、「問いづくり」はプロ?
この本を書いたのは、まな板よりもホワイトボード、計量カップよりもフラスコ、火や味の加減よりも問いの立て加減に人生を賭けてきた大学教授である。料理はもちろん素人だが、炊飯器と好奇心さえあればなんとかなるものだ!
「なぜ、この国ではこの組み合わせ、この味なのか?」、「この料理は、どんな暮らしから生まれたのか?」、「それをご飯に乗せたら何が起きるだろうか?」――こんな「問い」からはじまったのが、「世界21地域 ×丼×炊飯器」という前代未聞の「問いの実験」であった。
フィンランドのサーモンクリームは、なぜこんなに静かでやさしいのか。モロッコのクスクスは、なぜ分かち合いの構造をもっているのか。台湾の魯肉飯は、なぜ夜市の雑多さごと美味しいのか。料理技術のない大学教授が、文化を読み、構造を考え、「炊飯器で炊く」という形で再構成した。その結果生まれたのが、単なるレシピ本でも、学術書でもない、「問いを炊いて世界を食べる本」である。
本書は、料理がうまくなりたい人のための本ではない。世界のあちこちの食文化を楽しく味わいたい、とにかく作ってみたい、あるいは食べてみたい人、そして、「なんで大学教授がこんなことを……」と思わずニヤッとしてしまった「あなたのための本」です。炊飯器一つで、世界と文化、そして問いを炊きあげた。KSD教授が考えた丼もののレシピで世界をめぐる旅へ出発しよう! ページをめくれば、その理由が分かるだろう。
ご飯の上は、どんな文化も受け止めるフリースペース。何でも載せれば「丼」になる!そんな身近な「丼」を通じて「世界のご飯文化」を旅する試み。本書を手にしてページをめくったあなたは、炊飯器のスイッチ一つで世界旅行に出かけることになります。
【目次】
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- 洋書
- Bokeh



