なぜ、妻のガンは2週間で消えたのか―薬用キノコ研究一筋27年

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なぜ、妻のガンは2週間で消えたのか―薬用キノコ研究一筋27年

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  • サイズ 46判/ページ数 263p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794812285
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0047

出版社内容情報

水上治医師(健康増進クリニック・東京市ヶ谷)すいせん!
体験を交え「神のキノコ」による自然療法の効用を徹底解説

 進行性の胃ガンが妻に見つかり、家族一同、大ショック。そこで私は、その頃たまたまブラジルから仕入れた「神のキノコ」と呼ばれる薬用キノコを、入院までの二週間、飲んでみるよう妻にすすめました。妻は半信半疑、薬剤師である私自身、効用について100%の確信があったわけではありません。ところが、なんとそのたった二週間で、妻のガンが跡形もなく消えたのです。想像をはるかに超える出来事に私は驚愕し、その翌年、「神のキノコ」の里を初めて訪れました。ブラジル・サンパウロ東郊のスザーノという町です。キノコといえば日陰のジメジメした環境に育つものが多いですが、「神のキノコ」は、強烈な太陽が降り注ぐ過酷な気象条件下で露地栽培されていました。このたくましいキノコにはどんな薬効成分が含まれているのか?――がぜん興味が湧きました。
 そこで次に、「神のキノコ」の評価を知るため、サンパウロ市にある自然療法のクリニックを訪れました。化学薬品やメスを使わない自然療法は、ブラジルでは非常に人気があります。西洋医学から転じたエドアルド医師が、48歳の女性の乳ガンを「神のキノコ」で治療した事例を話してくれました。「レモンほどの大きさの腫瘍がみるみる小さくなり、一か月ほどで消えてしまった」というのです。
 私はこれらの体験から、「神のキノコ」でガンが消えるメカニズムを解明できれば、同じ境遇で苦しむ人たちを救えるはずだと確信し、帰国後すぐに研究を開始しました。それから約27年、東京薬科大学からスタートした共同研究は、東大、慶應大、国立長寿医療研究センターへと輪が広がり、動物実験やヒト臨床研究を経て国際論文32本が発表され、今ではアジア・太平洋地域で「最高のサプリメント」と評価されるに至っています。
 本書では、イラストやマンガを活用し、海外の事例も取り入れて研究経過を分かりやすく記述しました。ガンを患っておられる方とそのご家族はもちろん、いつまでも健康で元気に過ごしたいすべての方々に、必ずお役に立てると確信しています。(もとい・ますろう)

目次

第1章 「神のキノコ」との出合い
第2章 キノコは野菜ではない!キノコが人類を救う!?
第3章 「神のキノコ」の栽培方法と含まれる栄養素
第4章 世界のガン医療と日本のガン医療
第5章 「神のキノコ」の特長
第6章 免疫機能の働き
第7章 がんが消えるメカニズム
第8章 ガンの再発と「ガンを寄せつけない生き方」

著者等紹介

元井益郎[モトイマスロウ]
1946年(昭和21年)新潟県柏崎市生まれ。東京薬科大学薬学部卒。薬学博士、薬剤師、日本抗加齢医学会認定指導士、NRサプリメントアドバイザー、毛髪診断士。1969年、漢方薬メーカーのジェーピーエス製薬(株)に入社、製造・製品開発部門に勤務。1973年、東栄新薬株式会社設立。当初は外用薬メーカーとしてスタートしたが、妻がガンになったことをきっかけに、ブラジルの「神のキノコ=ブラジル露地栽培アガリクス」に出合い、東京薬科大学をはじめとする多くの大学および研究機関とその研究開発に力を注ぐ。2003年、サプリメントメーカーのサンプライズ株式会社を設立。2016年、「露地栽培アガリスクの機能性に関する研究」(東京薬科大学・学術リポジトリ)としてまとめ、博士号(薬学)を取得。趣味は山登りとマラソン。76歳になるが、自称年齢は52歳。2014年、アコンカグア、2017年、デナリ(マッキンリー)に登頂成功(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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