龍谷大学社会科学研究所叢書<br> 地域産業とネットワーク―京都府北部を中心として

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龍谷大学社会科学研究所叢書
地域産業とネットワーク―京都府北部を中心として

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  • サイズ A5判/ページ数 262p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784794808325
  • NDC分類 602.162
  • Cコード C0033

出版社内容情報

今日のわれわれの生活は「ネットワーク」に支えられている。道路や鉄道といった交通網は、われわれの生活の利便性向上や地域経済の活性化に不可欠な要素である。また、電気・ガス・水道などのライフライン網はわれわれの生活の基盤である。そして現代的ネットワークの代表であるインターネットなどの情報通信網は、社会の仕組みや仕事の進め方だけでなく、われわれの日常生活をもすっかり変えてしまった。
 このようにハードウェアによって構成される物質的な網だけがネットワークではない。企業と企業の間の取引関係、さまざまな人的交流、資本関係もネットワークのひとつである。近年、こうした物質的・非物質的ネットワークに注目し、企業間の取引関係や企業のイノベーションなどに関する理論を組み立て直そうという試みが活発になっている。
 本書は、京都府北部という一地域を「ネットワーク」の視点から捉えようとするものである。ネットワークに関する新しい理論的発展をふまえつつ、京都北部における地域間の取引ネットワーク、絹織物業など伝統的な分野にも及んできたグローバルな調達ネットワーク、鉄道やバスの交通ネットワークなどを素材に考察を行う。さらにそれらの考察を通して、地域の産業の中で形成されているネットワークが、産業集積地における企業活動にどのような影響を及ぼしているのかの一端が示される。(まつおか・けんじ)

内容説明

伝統産業にも及ぶグローバル化。「ネットワーク」を軸に地域産業を考察。

目次

第1章 京都府北部における産業集積の現状と分析―工業統計調査「京都府統計書」「京都府の工業」より
第2章 京都府北部の製造業の地域間取引
第3章 海外工場間の棲み分けの要因分析―日進製作所のタイと中国工場の事例研究
第4章 丹後機業と京都老舗糸商のベトナム進出―生糸・絹糸・絹織物をめぐる産業政策との葛藤
第5章 戦間期における丹後の本店銀行と縮緬業
第6章 丹後地域の足としてのKTR―北近畿タンゴ鉄道
第7章 地域再生の手段としての路線バス
第8章 環日本海地域産業活性化の条件―グローバル経済下での丹後地域産業と富山県産業の課題比較
第9章 丹後地域の観光の現状と可能性―広域観光をめぐって

著者等紹介

松岡憲司[マツオカケンジ]
1950年、東京生まれ。神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(経済学)。尾道短期大学、大阪経済大学を経て、1999年より龍谷大学経済学部教授。1997年にコペンハーゲン商科大学客員教授。専門は産業組織論、中小企業論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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