デンマークのユーザー・デモクラシー―福祉・環境・まちづくりからみる地方分権社会

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デンマークのユーザー・デモクラシー―福祉・環境・まちづくりからみる地方分権社会

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  • サイズ B6判/ページ数 332p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794806550
  • NDC分類 318.938
  • Cコード C0036

目次

第1章 ユーザー・デモクラシーを支える地方分権型行財政システム
第2章 ネットワークが支える個別ケア―痴呆コンサルタントの仕事
第3章 「小さな地区」における福祉の実践―コペンハーゲンにおける訪問看護・介護
第4章 高齢者団体―受け手から主体へ
第5章 高齢住民委員会について―政策決定過程への住民参画とその歴史
第6章 デンマークのまちづくり―社会・都市・自然環境と人のつながり
第7章 地方環境エネルギー政策―一九七〇年代以降の展開と今後の展望

著者等紹介

朝野賢司[アサノケンジ]
1974年、福岡県生まれ。専攻は経済学。デンマーク国立環境研究所客員研究員(2002年6月~2004年2月)。京都大学大学院地球環境学舎博士課程在籍中

生田京子[イクタキョウコ]
1971年、東京都生まれ。デンマーク王立アカデミー建築学校留学(2002年9月~2003年8月)。名古屋大学大学院環境学研究科博士課程在籍中

西英子[ニシエイコ]
1974年、長崎県生まれ。2002年3月奈良女子大学大学院人間文化研究科博士課程修了(学術博士)。デンマーク・コペンハーゲン大学政治学研究科留学(2002年7月~2004年2月)。専門は都市計画

原田亜紀子[ハラダアキコ]
1971年、東京都生まれ。デンマーク・コペンハーゲン大学社会学部留学(2002年8月~2004年2月)。1996年3月東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。慶応義塾高等学校教諭

福島容子[フクシマヨウコ]
1977年、滋賀県生まれ。デンマーク・ロスキレ大学社会科学部行政学科留学(2002年4月~2003年3月)。2003年3月大阪大学大学院人間科学研究科修士課程修了
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

地方分権型協働社会の独自モデル
ユーザー・デモクラシー。聞きなれない言葉である。デンマークを含めた北欧諸国には、私達を魅了する文化、生活、社会システムがあり、日本ばかりでなく世界中からも熱い視線が注がれている。しかし、これまで取り上げられたデンマークやそのほかの北欧諸国の中にこの言葉は見当たらない。難しい専門用語のように見えるが、意味するところはとてもシンプルだ。デンマーク語で「Bruger Demokrati」と示されるそれは、日本語では「利用者民主主義」と訳すことができる。つまり、高齢者福祉、育児、教育、医療などのいわゆる社会保障における公共サービスを享受する特定のユーザー(利用者)を、地方自治体の政策決定および実施過程に直接参加させる概念である。デンマークは、1970年代に大規模な地方自治体の再編成がなされ、地方分権がヨーロッパでも最も進んでいるといわれる。このユーザー・デモクラシーの概念が初めて政策に取り入れられたのは1983年の近代化プログラムの発表後であり、保守連立政権誕生を受けてからである。公共支出の抑制が第一とされる中で、単に規制緩和や行政の効率化に走るのではなく、デンマークではユーザー・デモクラシーを法制化し、市民参加を推し進めることによって独自のモデルを構築してきた。本書は、このデンマーク発祥の市民参加概念であるユーザー・デモクラシーの実現を様々な角度から論じることによって地方分権型協働社会が前提とする市民参加とは具体的にどのようなものかを明らかにし、将来のわが国のあり方について問題提起することを目的としている。デンマークで縁あって出会った筆者を含めた若手研究者5人が、デンマークでの日々の暮らしや専門分野(行財政、高齢者福祉、まちづくり・都市計画、環境政策)を越えた議論を通して共有したデンマークの協働社会について、そのキーワードの1つであるユーザー・デモクラシーを具体的に紹介する。