グローバルネットワーク21〈人類再生シリーズ〉<br> 地球村の行方―グローバリゼーションから人間的発展への道

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グローバルネットワーク21〈人類再生シリーズ〉
地球村の行方―グローバリゼーションから人間的発展への道

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  • サイズ A5判/ページ数 282p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784794804495
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

内容説明

本書は、グローバリゼーションがもっている限界や問題群を明らかにしつつ、その弊害を排除するための基本的な視点、指標、コンセプトの提示、さらには原点からの見直しやラディカルな発想の転換などについて具体的な提言が示されている。つまり法・政治・経済・社会と学際的議論としてのグローバルな文化論の試みに、また日本から発して、カンボジア、ヒマラヤ、イスラム、カリブ、そして再び日本へと帰着する地域発信のダイナミックな議論を展開している。

目次

第1部 「グローバルネットワーク21(GN21)」に寄せて―「グローバルネットワーク21(GN21)」設立の趣旨と目的(新しい発展のあり方―ヴォルフガング・ザックス氏のスピーチ;グローバリゼーションはなぜ問題か―マフディ・エルマンジュラ氏へのインタビュー)
第2部 学際的問題群を解明する(非定着の民から得られる視座―衆生自らが開示する尊厳のかたち;エスニシティ、ナショナリティ、アイデンティティ―相互依存の世界における社会発展と人間発展;グローバリゼーションの限界―多国籍企業は二一世紀に生き延びられるか ほか)
第3部 地域から地球社会の発展を見る(地域性こそ普遍的文化の原点―能登半島、珠洲市の反原発運動と仏教僧;伝統的組織の役割から将来の発展を考える―寺院が支えるカンボジアの小学校建設を事例として;ヒマラヤの伝統医療の復興に向けて―辺境の地ムスタンから ほか)

出版社内容情報

【グローバリゼーションから人間的発展への道 】国内外の17名の研究者・活動家が欧米型近代の批判的分析を通して人間・人類にとっての「心の拠りどころ」の回復を呼びかける。
私たちGN21(グローバルネットワーク21)は、当企画<人類再生シリーズ>の系統だった議論を通じて、グローバリゼーションの問題、すなわち自由市場経済の暴走を地球規模でゆるすことになった開発理論やモデル、およびその背景となっている一連の思想を取り上げて、これらを根本的に問い直し、批判して、「破局のシナリオ」ではない「希望のオルタナティブ」を提示したいと思っています。まず第1巻『地球村の行方』では、昨年3月大阪で行った国際セミナーにおけるブッパタール研究所上級研究員ヴォルフガング・ザックス氏の基調報告をめぐる国内外多数の論客たちの議論を中軸に据え、さらに元ユネスコ事務局次長で世界未来学会会長のエルマンジェラ教授の「22世紀社会論」をインタビューの形で加えています。本巻は、「学際的問題群を国際的視野で解明する」部分と、「地域から地球社会の発展を考える」部分とに分かれています。いずれもグローバリゼーションがもっている限界や問題群を明らかにしつつ、それに替わる基本的な視点、コンセプト、さらに近代化の原点からの見直しなどについて具体的な提言が示されています。法・政治・経済・社会から総合化としてのグローバルな文化論の試み、また日本から発して、カンボジア、ヒマラヤ、イスラム、カリブ、そして再び日本へと帰着する地域発信の議論にも注目して頂きたいと思います。人類再生シリーズ「発刊のことば」 グローバルネットワーク21(GN21)今日世界はあらゆる分野でグローバル化が進行し、かつてない急激な変動に直面しています。地域紛争、資源食糧問題、環境破壊、文化的想像力の喪失など次々に襲う深刻な問題群に対して、近代科学技術を総動員してもなお有効に対処することができないでいます。アメリカ一極支配の幻想の下で喧伝された「自由と民主主義」の希望も実体を失い、先進国主導で進めてきた「自由主義市場経済」なるものの普遍性も、地球的規模で呆気なく崩壊の危機を迎えようとしています。またアジアへの期待は日本、韓国、タイから中国大陸へ移ろうとし、アメリカの世紀の終幕はユーロへの期待にすり替えられようとしていますが、弱肉強食とカジノ資本主義のグローバリズムに明るい展望がないことはもはや火を見るより明らかです。私たちGN21は、このような終末的現実と闘っている南側の大多数の人々や少数ですが次第に数を増しつつある北側の人々と連帯し、特に問題意識を同じくする世界各地の個人・団体と率直に意見や情報を交換することによって、破滅的な第三次世界大戦や世界総テロ化の防止に向け、また地球村に未来をもたらすオルタナティブ・システム&プラクティスの創造のために、世界に発信したいと考え、本シリーズを刊行することにしました。