現代俳句・この未熟なるもの

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現代俳句・この未熟なるもの

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  • サイズ B6判/ページ数 217p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794702401
  • NDC分類 911.36
  • Cコード C0093

内容説明

現代俳句はどこが誤っているか。俳句はいかにあるべきか。俳句に於ける虚実とはなにか。著者は、俳句界の大問題を過去の歴史を踏まえながら、縦横無尽、独自の論を展開する。俳聖高浜虚子や加藤楸邨、水原秋桜子、中島斌雄、鈴木六林男、福田蓼汀、高野素十らの文学の特色と方向についても鋭く緻密に分析。

目次

虚子を超克するもの
現代俳句・この未熟なるもの
楸邨の人間像―苦悩と憤怒と試練の句集“野哭”
“火口壁”に関する小研究―斌雄俳句の現代俳句に於ける位置
俳句誌「緋衣」に応えて―麦同人からの返信
六林男俳句の意味するもの―その社会性と関連させて
福田蓼汀著、句集「暁光」評
再考自然の真と文芸上の真―俳句における「うそ」について
現代俳句協会賞の二作家
吹田操車場を読んで―再び六林男俳句について
高野素十小論―その作品鑑賞のために
叙情とその結実―今後の斌雄俳句に希むもの
小品二題

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