内容説明
不気味な風貌のサクストン卿と結婚させられたエリエンヌだったが、夫のやさしさに触れ、しだいに彼への愛に目覚めていく。だが、彼女の心の中にはもう一人の男、クリストファー・シートンへの思いがあった。貞節な妻になろうと決めたエリエンヌだが、夫の腕に抱かれながら、クリストファーの面影が離れない。ときどき夫とあの人が区別できなくなるのはなぜ?二人の男の間で心が揺れる―不朽のヒストリカル・ロマンス、改訳決定版。
著者等紹介
ウッディウィス,キャスリーン・E.[ウッディウィス,キャスリーンE.][Woodiwiss,Kathleen E.]
1939年アメリカ・ルイジアナ州生まれ。「ヒストリカル・ロマンスのファースト・レディ」と称される。1972年に『炎と花』を発表して以来、35年間で14作品を上梓。全作品がニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー・リストに選ばれ、アメリカだけでも累計3600万部超のセールスを誇る。2007年没
野口百合子[ノグチユリコ]
東京外国語大学英米語学科卒業。出版社勤務を経て翻訳家になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
13
上巻に比べれば、謎が解けてきたり、HOTシーンもあったり、新たな展開もあったりと面白かったが、それでも展開の遅さは変わらず、何だか疲れる本だった。2016/04/29
ぽこ
8
下巻は一転してラブラブな展開に。劇を見ているような愛の独白が素晴らしかったです。なるほど、タイトルはそこから取ったんですね。キャスリーンの作品をもっとたくさん読みたいなぁ。2015/03/19
hotmilk
5
上を我慢して読んで良かった!やっぱりキャスリーン・E・ウッディウィスの作品は先を読ませる面白さがある。2013/11/14
nayui
4
新旧訳比較。新訳P15「夫はミルクで育てられたイタチみたいな甘やかされた外見ではないかもしれないけれど」苦笑w→旧訳P14『夫は甘やかされたお坊ちゃんづらこそしていませんけど』 新訳P57「私が結婚しているということを、いつになったら受け入れてくれるの?」「きみがわたしの妻になったときだけだ」→旧訳P50『あなたいったい、いつになったらわたくしが結婚した女だということを認めてくださるの?』『あなたをぼくの妻と宣言できるときになったら…それひとつです』ぼくの妻と”宣言”できる…ここがポイント!絶妙な訳に脱帽2009/02/22
ちゃこまま
4
保存決定!この作者のほかの話もどんどん再販希望します。まだ未読があり、手に入らないので…。☆☆☆☆☆2009/03/26
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