出版社内容情報
何年経とうが色褪せることのない力強く、そして希望に満ちた伝説のスピーチ!
1955年、モンゴメリー・バス・ボイコット事件を契機に自由平等を求める公民権運動がにわかに盛り上がりを見せる。この運動をカリスマ的指導力で舵取りしたキング牧師。
インド独立の父ガンジーに啓蒙され、自身の牧師としての素養も手伝って、徹底した「非暴力主義」を貫き、群衆を導いた。
“I Have a Dream (私には夢がある)”であまりにも有名なスピーチで英語を学ぶと同時に、アメリカ人の価値観が理解できる一冊!
音声は無料ダウンロードになります。
内容説明
この1冊でアメリカが大切にしている究極の価値観がわかる!!アメリカ人が最も愛するスピーチを対訳で展開。スピーチの「歴史背景」と、使われている「英語表現」の意味を徹底的に解説!特別付録:「アメリカ独立宣言」全文対訳。Word list付きだからストレスフリーで読み通せる。
目次
I Have a Dream!私には夢がある
Words and Phrases “I Have a Dream”を読み解く鍵
解説 キング牧師の演説を読むにあたって
Appendix
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Rico.genge
10
本書は1963年8月28日、ワシントン大行進の際のキング牧師の演説を解説を交えて紹介しています。キング牧師の「私には夢がある!」という叫びは、彼の魂からの強いメッセージを感じます。当時、このメッセージを聴いた黒人の多くの人々が、この言葉にかけた大いなる期待が目に見えるようです。しかし、人種差別問題は今もなお根強く続いているという現実があり、我々日本人も黄色人種として差別される側であり、この問題を他人事と捉えずに考え続けなければならないと心底思いました。 2024/11/23