出版社内容情報
17世紀、晩年の宮本武蔵が書いた兵法書「五輪書」。ハーバード・ビジネス・スクールで経営学のテキストとして採用された実績を持つこの古い読み物は、“究極の現実主義者”である宮本武蔵が、どんな困難な状況においても勝ち抜くための哲理を伝授してくれる。
「極限でも平常心を保ち、相手を観察し、心理戦を制し、環境を利用し、先手を取る」といった奥義は、古来より兵法書としてはもとより、常に現在に生きる人々の修養・鍛錬の書として読み継がれてきた。
宮本武蔵が記した“人生の指南書”ラダーシリーズに登場!
内容説明
剣豪・宮本武蔵が自らの剣術流派である二天一流の奥義を記した兵法書。地・水・火・風・空の五巻からなる。「地の巻」では兵法の基本的な考え方、「水の巻」では剣術の具体的な技法、「火の巻」では実戦の理論について書かれ、「風の巻」では他流派についての分析、「空の巻」では兵法の究極の境地について考察している。単なる剣術や兵法の指南書にとどまらず、どんな困難な状況においても、勝ち抜くための哲理を伝授するビジネスや人生の指南書として、現代でも広く読まれ続けている。
目次
The Book of Earth
The Book of Water
The Book of Fire
The Book of Wind
The Book of Emptiness
Word List
著者等紹介
宮本武蔵[ミヤモトムサシ]
1584年(天正12)生まれ。1645年(正保2)死去。二天一流という二刀流剣法の祖。13歳のときから生涯で60余度の真剣勝負を行い、一度も負けなかったとされる。『五輪書』は、晩年に熊本県の霊巌洞で執筆したといわれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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