内容説明
王女と新聞記者の、ローマを舞台にした一日だけの恋物語。日々の公務で窮屈な生活を送る王女がジョーと出会い、スペイン階段、真実の口など、ローマの観光スポットをまわり休日を満喫する。新人女優であったオードリー・ヘップバーンがアン王女を演じ、映画は大ヒットを記録した。総単語数10,000語。やさしい英語で書かれたストーリーを聴き、楽しみながら英語のリスニングをマスター。TOEICテスト350点以上。
著者等紹介
ハンター,イアン・マクレラン[ハンター,イアンマクレラン][Hunter,Ian McLellan]
1915‐1991。イギリス生まれの脚本家。映画化された『ローマの休日』が、主演のオードリー・ヘップバーンが最優秀主演女優賞をとるなど注目され、ハンターにも最優秀脚本賞が与えられた。だが、実は名義をアメリカ人脚本家のダルトン・トランボに貸しただけという事実が後に判明した。他に20本ほどの脚本を発表しているが、『ローマの休日』ほどのヒットには恵まれなかった
松澤喜好[マツザワキヨシ]
1950‐。電気通信大学電波通信学科卒業。富士ゼロックス株式会社入社。日本音声学会、日本英語学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のぶりん
4
優しい英語ながら、巻末の辞書は頼りになる。Joeのカッコ良さと男気が素敵!オードリーとグレゴリーの姿を思い描きながら読んだ。CDを聞きとることが出来る英語耳を育てたい。2017/05/06
misui
4
映画は未見だが素晴らしかった。また、やさしい英語で書き直されているおかげで物語を楽しめるくらいには楽に読めるので、少しばかり励みにもなった。本書はラダーシリーズのレベル2ということでここを基準にして他に進んでみたい。2015/09/12
まっちゃーん
0
簡単な英語(TOEIC350点レベルだそうな)で書いてあるので、聞きやすいし読みやすかった。ラストの虚しさが切ない…。ところで、簡単な英語でここまで表現できるもんなんだね!と驚いた。2013/05/15