日本の財政―国の財政と地方財政の連関分析 (改訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 233p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784794430342
  • NDC分類 342.1
  • Cコード C3033

内容説明

本書では、わが国の国と地方の財政構造のメリット、デメリットをより明確に把握することを念頭に、財政学の「制度と理論」の手段を用いて考察している。本書のこのねらいは、とりわけ以下の2点の特徴から見い出すことができる。つまり、その第1の特徴として、従来、国の財政と地方の財政は別々に取り扱われてきたが、本書では、常に国と地方政府それぞれの財政関係に焦点をあてた構成としている点に大きな特徴があると言える。次いで第2の特徴は、地方分権を扱っている点にある。この点は、国と地方の政府間財政関係の再吟味、つまり「大きな政府」から「小さな政府」への転換を意味している。

目次

第1章 政府の存在理由と日本政府の構造
第2章 事業別に見た経費の負担配分
第3章 国税と地方税
第4章 予算の機能と仕組み
第5章 国債と地方債
第6章 政府間財政関係の理論と実際
第7章 地方分権化の理論と実際
第8章 地方財政と地方行政

著者等紹介

池田浩史[イケダヒロフミ]
昭和33年(1958年)神奈川県平塚市に生まれる。昭和59年(1984年)慶応義塾大学経済学部卒業。現在(1999年)東京国際大学経済学部助教授、日本財政学会会員、日本経済政策学会会員
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