内容説明
本書は、企業経営のあるべき姿の基本と本質について論述したものである。バブル期の経営問題の教訓は、本書で展開している自己資本充実の問題、人件費の問題、そして過大な設備投資の問題であり、これを3大固定費の問題として認識することが重要であり、経営の基本でもある。また経営組織は、その本質において構成要素の有機的認識が必要であることを述べた。
目次
第1編 経営基礎論(日本経営学史―上田貞次郎教授に注目して;企業形態における株式会社論 ほか)
第2編 日本的経営論(日本的経営と中小企業;日本的経営と2つの制度 ほか)
第3編 経営政策論(経営成果論;経営参加論 ほか)
第4編 特殊経営論(中小企業と倒産;港湾経営と文化)