日本企業の環境会計―信頼性の確立に向けて

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  • サイズ A5判/ページ数 226p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784794412232
  • NDC分類 336.9
  • Cコード C3034

内容説明

本書は、1999年頃から日本企業によって関心が持たれ、導入されるようになった環境会計について、当該会計の克服されるべき課題である「信頼性確保」に関する研究を記したものである。環境会計へのアプローチは、従前より大学・諸官庁・シンクタンク等でさかんに行われ、優れた研究成果が数多く存在している。環境会計のフレームワークに関する議論の成果は、これまでの優れた著作のなかにその多くを見ることができる。本書は、これらの成果をふまえたうえで、環境会計情報の利用者に対して、いかにして当該情報の信頼性を確保していくかを問題としている。

目次

第1章 序論
第2章 伝統的企業会計と環境会計の体系
第3章 環境会計の現段階と今後の論点
第4章 環境会計導入に関する企業意識
第5章 有価証券報告書における環境会計情報の記載
第6章 営業報告書における環境会計情報の記載
第7章 結語

著者等紹介

宮地晃輔[ミヤジコウスケ]
1966年長崎県佐世保市生まれ。1988年日本大学法学部法律学科卒業。1990年日本大学法学専攻科法学専攻修了。1990年から2000年まで、株式会社親和銀行に勤務。1999年長崎県立大学大学院経済学研究科(修士課程)修了。2000年から国立富山商船高等専門学校国際流通学科専任講師、2002年助教授。2002年国立九州芸術工科大学大学院芸術工学研究科博士後期課程生活環境専攻(環境システム分野)修了。博士(芸術工学)学位取得。2003年4月より中村学園大学短期大学部家政経済科助教授
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