内容説明
今、会計は新時代を迎え、かつてない大変革を経験している。人は、これを会計ビッグバンと呼んでいる。バブル崩壊後、日本の金融機関は巨額の不良債権をかかえたため、行政指導の規制体質から脱却し、自由で、公正で、グローバルな金融システムの改革が必要となった。この金融改革は、金融、証券市場の活性化をめざし、そのインフラとして企業会計の整備が課題となった。会計ビッグバンでは、企業内容の透明性に焦点があてられた。IOSCO(証券監督者国際機構)によるIAS(国際会計基準)の承認後、IASは世界の統一会計基準として認知され、この影響下で会計の変革が行われた。会計改革の目玉は、連結会計、時価会計、キャッシュ・フロー会計、税効果会計、年金会計である。本書は、こうした会計の大変革を踏まえて、新基準に基づく、会計学の基本的知識を、わかり易く、体系的に示している。本書は、各種試験の基本書として、また、大学のテキストとして最適のものである。また、今日の企業社会では、会計の知識は不可欠であるから、本書は、サラリーマン諸氏にも、お薦めしたい。ソフトカバーの週刊誌大にし、携帯に便利にしたのもそのためでもある。
目次
総論
企業会計原則
財務諸表
資産の本質・分類・評価
損益計算原理
流動資産(金融資産)
流動資産(棚卸資産)
固定資産
繰延資産
負債・引当金〔ほか〕
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