ユダヤ・イディッシュ基本叢書
カバラー―今日の世界のための序説と解明

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794305749
  • NDC分類 199
  • Cコード C1010

内容説明

アメリカ・ユダヤ系作家で、ノーベル賞受賞の作家シンガーや、近代イディッシュ文学の父と呼ばれるペレツを味読するためにも、作中人物のエトスの支えとなっているユダヤ民族伝統のカバラー的性向への理解は欠かせない。図版と挿絵多用の本書はその世界への絶妙の案内書。

目次

第1部 カバラーの背景(ユダヤ宗教の伝統文学;ユダヤ宗教の神秘文学;カバラー思想の本質と起源)
第2部 カバラーの教義(エン・ソフとセフィロート;神の数、名前、文字、計算;人間の本質)
第3部 カバラーの現在

著者等紹介

邦高忠二[クニタカチュウジ]
1926年広島県に生まれる。東京大学文学部卒業。明治大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

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「カバラー」といえば、ユダヤ思想の1つだが、その長い歴史がある故に現在に至っては、様々な思想が雑じりあってしまい、煩雑なものになってしまっている。 その中にあって、本作は「カラバー」なるものを概括的に、しかも首尾一貫としてユダヤの伝統・神秘思想の歴史的変遷を、わかり易く解説された1冊である。 また、カラバーとチベット仏教やゾロアスター教などとの共通点を提示し、比較研究している点は面白かった。2012/10/30

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