内容説明
アメリカ・ユダヤ系作家で、ノーベル賞受賞の作家シンガーや、近代イディッシュ文学の父と呼ばれるペレツを味読するためにも、作中人物のエトスの支えとなっているユダヤ民族伝統のカバラー的性向への理解は欠かせない。図版と挿絵多用の本書はその世界への絶妙の案内書。
目次
第1部 カバラーの背景(ユダヤ宗教の伝統文学;ユダヤ宗教の神秘文学;カバラー思想の本質と起源)
第2部 カバラーの教義(エン・ソフとセフィロート;神の数、名前、文字、計算;人間の本質)
第3部 カバラーの現在
著者等紹介
邦高忠二[クニタカチュウジ]
1926年広島県に生まれる。東京大学文学部卒業。明治大学名誉教授
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