道路をわたる動物たち―道路生態学からみる生き物たちの未来

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道路をわたる動物たち―道路生態学からみる生き物たちの未来

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  • サイズ A5判/ページ数 512p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794228390
  • NDC分類 481.77
  • Cコード C0045

出版社内容情報

道路は、人間の発展に多大な恩恵をもたらすとともに、自然に対しては破滅的な影響を与えた。ロードキル、生物の生息地の分断、化学物質汚染、外来種の侵入などを招いたいっぽう、自然のために立ち上がった人々は、動物のための道路建設、道路を「自然に戻す」活動、「動物孤児のケア」などを展開し始める。

「道路生態学」の世界、つまり交通インフラが自然環境、野生動物、そして生態系全体にどのような影響を与えるかを浮き彫りにし、その解決の道を模索する、新たな環境人文学の誕生!



☆エド・ヨン、ロバート・ムーア絶賛!

☆ニューヨークタイムズ紙の2023年「ベスト・ブック」に選出/バンフ・マウンテン・ブック・コンペティション グランプリ受賞/レイチェル・カーソン賞受賞



■道路が生態系に与える影響の例■

シカ:ドライバーの最大の脅威/ピューマ:道路に囲まれた「孤島」は自然な繁殖が出来ない、過酷な戦場/カエル:数のうえで最大級の被害を被っている。人力でバケツリレーで救出/カメ:1匹につき「間接的利用価値」で約3000ドルの損失を被っている/ワラビー:道路で死んだ親の袋から、子どもがしばしば見つかる/アリクイ:ブラジルでは悪い迷信があり多くの被害を被っている/シャケ:欠陥のある暗渠のせいで道路にまであふれかえる/チョウ:強風ですら傷つく存在を車から保護できるか?/ハゲワシ:道路沿いの死肉にむらがって繁殖している。死肉の管理問題/ヒト:ロードキル孤児のケアで心を病んでいく…etc



「ゴールドファーブは優雅で、機知に富んだ筆致で、道路が動物界をいかに徹底的に変容させたかを明らかにしている。本書はこの年に私が読んだ最高の科学書の一つだ。」

エド・ヨン(『動物には何が見え、聞こえ、感じられるのか』著者)



「私たちの惑星に広がる道路網を鮮やかに俯瞰する一冊。その問題点、形成過程、そして改善策を提示する。細部に至るまで正確でありながら壮大なスケールで描かれるゴールドファーブの物語は、マイケル・ポーランやジョン・マクフィーを思わせるが、彼独自の皮肉なユーモアが光る。」

ロバート・ムーア(『トレイルズ 「道」と歩くことの哲学』著者)



「本書は、環境文学というジャンルを超越した、文章とルポルタージュの傑作だ。雄弁で啓発的な文体と、絶妙なユーモアが散りばめられた同作品は、道路と、それが引き起こしてきた地球規模の環境悲劇に対する私たちの見方を永遠に変えるだろう。ゴールドファーブは、この本によって、同世代を代表する環境作家の一人としての地位を確立した。」

バンフ・マウンテン・ブック・コンペティション、 グランプリ表彰の言葉より


【目次】

〇第1部 道路上の殺戮者
第1章 登場、悪魔の4輪車!
第2章 動くフェンス
第3章 ホテル・カリフォルニア
第4章 冷血
〇第2部 道路以上のもの
第5章 道路を自然に戻す
第6章  舗道にひびく饒じょう舌ぜつ
第7章 生死の境
第8章 ネクロバイオーム
第9章 失われたフロンティア
〇第3部 その先の道
第10章 創造の根底にある慈悲深さ
第11章 指標道路
第12章 津波
第13章 賠償
終章 アンスロポーズ(人類休止期)

内容説明

ロードキル、生息地の分断、化学物質汚染、外来種の侵入経路、動物のための道路建設、動物孤児のケア…。道路が自然界に与える破壊的な影響を浮き彫りにし、その解決策を模索する、環境人文学の新たな傑作!レイチェル・カーソン賞、バンフ・マウンテン・ブック・コンペティショングランプリ受賞。

目次

第1部 道路上の殺戮者(登場、悪魔の4輪車!;動くフェンス;ホテル・カリフォルニア;冷血)
第2部 道路以上のもの(道路を自然に戻す;舗道にひびく饒舌;生死の境;ネクロバイオーム;失われたフロンティア)
第3部 その先の道(創造の根底にある慈悲深さ;指標道路;津波;賠償;アンスロポーズ(人類休止期))

著者等紹介

ゴールドファーブ,ベン[ゴールドファーブ,ベン] [Goldferb,Ben]
環境ジャーナリスト。イェール大学の林学・環境学大学院で環境経営学修士号を取得。アトランティック、ナショナルジオグラフィック、ニューヨークタイムズなどに執筆歴があり、ベスト・アメリカン・サイエンス&ネイチャー・ライティングにも作品が収録されている。著作に、PEN/E.O.ウィルソンリテラリーサイエンスライティングアワードを受賞した『ビーバー世界を救う 可愛いすぎる生物』(草思社、2022年)がある

木高恵子[キダカケイコ]
淡路島生まれ、淡路島在住のフリーの翻訳家。さまざまな職種を経て翻訳学校インタースクール大阪に通学し、英日翻訳コースを修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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