結局、人生最後に残る趣味は何か

個数:
電子版価格
¥1,870
  • 電子版あり

結局、人生最後に残る趣味は何か

  • ウェブストアに200冊在庫がございます。(2025年07月28日 09時27分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794227379
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「趣味は何ですか?」と聞かれて、堂々と答えられる趣味がありますか? もしかすると「今は忙しいけれど、(将来)時間ができたらやりたい趣味がある」、という方も多いのではないでしょうか? このように何となく「趣味」というのは、時間やお金にじゅうぶんに余裕がないとなかなか真剣に取り組めないもの…と思われがちですが、本書ではまったく逆の提案をします。

著者は一貫して、「寸暇を惜しんで趣味の時間を確保し、徹底的に究める」ことを勧めます。「趣味は本気で取り組むからこそ楽しくなり、思いがけない自己実現にもつながる」という、著者の趣味にかけるただならぬ情熱と熱意は、「趣味=ひまつぶし」という誤解を解き、「趣味」の概念を根底からくつがえします。
また、趣味初心者でも上級者でもおもしろく読めるように、「人生における趣味の意義」からひもとき、趣味の見つけ方や始め方、さらには究め方、そして究めた先にある楽しみや境地について、わかりやすく体系的に綴られています。

本書の最後では、絵、詩、俳句、短歌、写真、能楽、書道、ギター、声楽、古書蒐集、散歩、旅、クルマ、料理など、これまで多種多様な趣味の世界を究め尽くしてきた著者が、70代半ばを過ぎ、人生最後に真剣に取り組みたい趣味は何かについて明かします。
それは、年齢を重ねてきた人なら、きっと共感するものとなっているはずです。

長年の実体験に基づく内容は、大いに刺激となり、参考になることでしょう。また、趣味を通じて、自分らしい生き方を考え直すヒントにもなります。
長い人生を見据えて、まさに今こそ読んでおくべき一冊となっています。

内容説明

絵、詩、俳句、短歌、写真、能楽、書道、ギター、声楽、古書蒐集、散歩、旅、クルマ、料理…。あらゆる趣味の世界を究め尽くした、趣味人リンボウ先生の最終結論!人生にはなぜ趣味が必要なのか―。真の意義と楽しみの極意について語り尽くす。

目次

第1章 人生にはなぜ、趣味が必要なのか(趣味が人生にもたらすものとは?;暇つぶしと侮るなかれ、趣味と仕事は対等 ほか)
第2章 これから始めたい人、もっと究めたい人へのアドバイス(「定年後は趣味三昧」という大きな誤解;「趣味探し」は過去の経験がヒントに ほか)
第3章 上達なくして楽しみなし!(趣味が自己実現と実益に直結;なぜ「上手な素人」ではなくて「下手な玄人」を目指すべきか ほか)
第4章 趣味を究めた人だけがたどりつく場所(趣味を究めるとはオリジナリティを追求すること;いい写真と退屈な写真の違い ほか)
第5章 結局、人生最後に残る趣味は何か(作る楽しみ、もてなす楽しみ、料理は一生続けられる趣味;一手間と手際が肝心 ほか)

著者等紹介

林望[ハヤシノゾム]
1949年東京生まれ。作家・国文学者。慶應義塾大学文学部・同大学院博士課程満期退学(国文学)。東横学園女子短大助教授、ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等を歴任。『イギリスはおいしい』(平凡社/文春文庫)で日本エッセイスト・クラブ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(P・コーニツキと共著、ケンブリッジ大学出版)で国際交流奨励賞、『林望のイギリス観察辞典』(平凡社)で講談社エッセイ賞受賞。『謹訳源氏物語』(全十巻、祥伝社)で毎日出版文化賞特別賞。学術論文、エッセイ、小説、歌曲の詩作、能評論等、著書多数。古典表解書を多く執筆。また、若い頃から能楽の実技を学び、能公演における解説出演や能解説等を多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akihiko810/アカウント移行中

22
リンボウ先生初読み。趣味について考えるエッセイ。印象度B-  タイトルで興味持ったのだが、そこまでだった。「音楽系の趣味は習った方がいい。文学系(文章、俳句)は習ったからといってうまくなるわけではない」は納得。リンボウ先生の「人生最後に残る趣味」は料理らしい。料理は一生ものだからね。  ここからは自分語り。自分の趣味は「本・漫画、映画、将棋」とあとたまの料理くらいだが。この中で最後に残る趣味はなんだろう?と考えた。趣味に生きてる人間なので、老化で体力気力が衰えて趣味ができなくなるのはつらい。2024/11/27

しんぺい

16
芸術は「鑑賞型」より「実践型」のほうが良い。しかしながら、音楽のように技術が必要な趣味は自公流でやってはいけない。一方、文学や絵画の趣味は自己流で取り組んだ方が良い側面がある。また、作る楽しみ、もてなす楽しみがある料理は一生続けられる趣味だ。さらに「歩くこと」は長く趣味を楽しむための手段である。2025/03/14

ささのは

16
林先生にかかると趣味も本格派なのだなあ。「上手な素人ではなく下手な玄人になりたい」という心意気になるほどと感じ入る。自分の限界はこれ位と見限らないでより上を目指す姿勢は素敵だ。上は果てしないのだから、とことん上を目指すくらいでいいのかも。一流の先生についたりコンサートを開いたりの一般人には難しい内容だったり、自負を感じさせる話は別世界の話として読んだ。適当に色々な趣味を楽しんでいる人間としては、もうちょっと(じゃダメなんだろうが)真剣に努力してみたいと思わせる内容だった。2024/12/08

MASA123

15
著者の本はよく読んでいる。紅茶を飲むようになったり、すくなからず影響を受けている。本書は、趣味について書いているが、言葉でうまく説明されていて、なるほどと思った。 芸術趣味は大きく鑑賞型と実践型に二分される。音楽は習わないと上達しないが、文学や絵画も必ずしも習わなくても上達する。たとえば、俳句教室なら、先生の作風をまねると高評価になるけど、文学は本来は自発的なものだ。「上手な素人」ではなく「下手な玄人」を目指すべき。音楽演奏の場合、プロは聴衆を楽しませることを第一にする。自分だけが楽しかったらではない。2025/04/11

kumako

15
タイトルと内容が少し違うようでした。多趣味な著者の趣味と方針を紹介するエッセイ。同意出来る部分もありますが、私としては趣味は「自分が心から楽しめる」ならどんな方法でもレベルでも良いと思います。どのような事をすればよいかに迷う時は、子供の頃に好きだった事をお勧めされています。確かに好きな事って私も変わっていない。人の性分は変わらないという事なのでしょうかね。それはそれで進歩が無いように思えて悲しくなりますが、数十年の人生ではそのようなものなのかな。2025/01/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22176763
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品