挫折と覚醒の阪神ドラフト20年史

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挫折と覚醒の阪神ドラフト20年史

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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794226914
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

出版社内容情報

「ドラフトでチームが変わる」をみごとに証明してみせた阪神タイガース。
低迷を続けていたチームはいつ、どのようにして変貌を遂げたのか?
ドラフト研究の第一人者が、2000年以降の苦難のチーム編成と各年度のドラフトにおける
指名傾向を振り返りながら、球団の進化のプロセスを解き明かす。
阪神の歩みとともに、チームを「強くする指名」「弱体化を招く指名」の傾向も浮き彫りになる
プロ野球ファン必読の一冊!


<本書より引用>
《本書は2000年に上梓した年度版の『プロ野球 問題だらけの12 球団』で阪神タイガースをどのように批評してきたかを振り返るのと同時に、球界再編騒動、ドラフト改革、セ・パ交流戦導入、WBCの開催など、球界を取り巻く騒動や新たなイベントと重ね合わせながら、阪神がどのように動いてきたかも俯瞰している。》
                            
《90年代から15年までの阪神のスターティングメンバーに名をつらねたドラフト1位の野手は今岡誠(96年1位)と鳥谷敬(03年自由獲得枠)しかいなかったが、23 年は近本、大山、佐藤輝明、森下の4人を数える。「ドラフト1位野手」のスタメン定着はチームの方針が正常に働いている象徴なので、23年はフロントと現場の一体感が強く感じられた。》

《「野球は守りから」と多くの野球人が言うが、それは日本シリーズなど短期決戦の場合に限られ、約半年間(143試合)にわたって繰り広げられるペナントレースでは攻撃陣の後押しがなければ勝ち抜くことは難しい。長いあいだ、ドラフト上位で即戦力に的を絞った投手ばかり指名してきた阪神が1度も2年連続優勝できなかったのは私の目から見れば当たり前である。》 

《日本一になった23 年のオフシーズン、岡田彰布監督がFA選手にまったく興味を示さなかった態度は頼もしく映った。今後、阪神の黄金時代を築き上げるのはドラフトとファームの育成を経た若手だと、無言で示したように私には見えたからだ。》

内容説明

2000年以降の迷走を続けたチーム編成と、「転換点」以降の驚異的な戦力向上を徹底検証。ドラフトでチームは、ここまで変わる!

目次

第1章 大転換―ドラフトでチームはここまで変わる(金本知憲の監督就任を境に激変した阪神ドラフト;「野手の1位指名」が意味するもの;スタメンに名を連ねる「ドラフト1位の野手」たち ほか)
第2章 暗中模索からの起死回生―2000年からのチーム作りを再検証(チームを蝕む「伝統」の呪縛 2000年版の指摘;「名将」野村克也の挫折 2001年版の指摘;「劇薬」投入 2002年版の指摘 ほか)
第3章 未来の担い手(2023年のドラフト1位指名から見えてくること;独立リーグで野球をするメリット;2人の高校卒遊撃手への期待 ほか)

著者等紹介

小関順二[コセキジュンジ]
スポーツライター。1952年神奈川県生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。プロ野球のドラフト(新人補強)戦略の重要性に初めて着目し、野球メディアに「ドラフト」というカテゴリーを確立した。CSテレビ局スカイ・A sports+が中継するドラフト会議の解説を1999~2021年まで務める。同会議の中継は20年度の衛星放送協会オリジナル番組アワード「番組部門中継」の最優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ハッピー

3
本屋さんで気になって手に取った1冊.毎年出版されている「プロ野球 問題だらけの12球団」で阪神タイガースをどのように批評してきたか振り返る.また,2000年からなので球界再編騒動,ドラフト改革,セ・パ交流戦導入,WBCの開催など,球界を取り巻く騒動や新たなイベントと重ね合わせながら,阪神がどのように動いてきたかも俯瞰する.ってかノムさんの時代からやからめちゃ懐かしい!「成功選手」の基準の投手「50勝もしくは300試合登板」,野手の「500安打もしくは1000試合出場」ってめちゃ厳しい!2024/05/19

あーさー

2
小関順二さんが、阪神タイガースのドラフトを分析した一冊。「阪神の」という一点に絞ったテーマだからこそ、散漫にならずしっかり読ませる内容です。2024/07/22

アヤノトリロー

0
「プロ野球間違いだらけの12球団」を20年間をタイガースに絞り過去から今へ遡りのドラフトの球団の変化をつかむ一冊。 ドラフト評論家としてのタイガースの評価を振り返るという側面は期待感を持つが、結果評価が一定の個人成績という定量に留まることや、結局著者の評論に留まり選手の声や球団関係者、OBなど多面的に振り返ってほしい。著者としての主観的側面に留まるためどうしても内容が一辺からの視点で内容の薄さを感じます。 小関さんの著書なので過剰な期待感はなかったのですが、むずむずして読んでしまうなあ。★★2024/06/05

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