草思社文庫<br> 辞書編集、三十七年

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草思社文庫
辞書編集、三十七年

  • 神永 曉【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 草思社(2022/12発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 325p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784794226211
  • NDC分類 813
  • Cコード C0195

出版社内容情報

辞書編集とは“刑罰”である。

辞書編集ひと筋37年、『日本国語大辞典』の元編集長による
苦難と歓喜の回顧録。日本語のうんちくも満載。

出版社に入りさえすれば、いつかは文芸編集者になれるはず……
そんな想いで飛び込んだ会社は、日本屈指の辞書の専門家集団だった──。
悪戦苦闘しつつも徐々にことばの世界にのめり込み、
気づけば三十七年もの間、辞書を編み続けた著者。
「辞書編集者なのに明るい?」
「辞書と闇社会の深い関係」
「『とにかく』と『ともかく』はどう違うか」など、
興味深い辞書と日本語話が満載。
日本でも希少な辞書専門の編集者によるエッセイ。

内容説明

出版社に入りさえすれば、いつかは文芸編集者になれるはず…そんな想いで飛び込んだ会社は、日本屈指の辞書の専門家集団だった―。悪戦苦闘しつつも徐々にことばの世界にのめり込み、気づけば三十七年もの間、辞書を編み続けた著者。「辞書編集者なのに明るい?」「辞書と闇社会の深い関係」「『とにかく』と『ともかく』はどう違うか」など、興味深い辞書と日本語話が満載。日本でも希少な辞書専門の編集者によるエッセイ。

目次

辞書編集者になるまで
「辞書編集者」とは何者か?
辞書編集者の仕事とは?
思い出の辞書たち
「ことばの専門家」に鍛えられた日々
辞書と「塀の内側」の深い関係
辞書編集者、「方言」の世界に挑む
なぜ、ことばの“誤用例”を集めるのか
読者との交流が辞書を育てる
辞書の「印刷・製本」の現場より〔ほか〕

著者等紹介

神永曉[カミナガサトル]
辞書編集者。元小学館辞書編集部編集長。1956年千葉県生まれ。1980年、小学館の関連会社尚学図書に入社。1993年、小学館に移籍。尚学図書に入社以来、37年間ほぼ辞書編集一筋の人生を送る。2017年2月に小学館を定年で退社後も、『日本国語大辞典第三版』に向けての編纂事業に参画している。また、辞典・事典サイト「ジャパンナレッジ」でコラム「日本語、どうでしょう?」を連載するかたわら、テレビ、ラジオに出演して日本語の面白さ、奥深さを広める活動も行っている。2014年にNPO法人「こども・ことば研究所」を「辞書引き学習」を考案した深谷圭助中部大学教授と共同設立。国語に限らず、小学校の英語教育や、さらには支援教育も視野に入れて、「辞書引き学習」による子どもの語彙力アップを目指した教育活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

93
何の分野でも辞書が好きなのでこの本を手に取りました。三浦さんの「舟を編む」で書かれたような状況が綴られています。このような仕事はかなり大変であって少しのミスも許されない気がします。この筆者が編纂された「現代国語例解辞典」を手に取りたくなりました。また最後近くにある「「辞書引き学習」で全国行脚」での子供たちへの辞書への興味を引き立たせるという地道な対応には頭の下がる思いです。三浦しをんさんのお父さんも辞書編纂に携わったことがあったようですね。2024/01/05

へくとぱすかる

52
あの『舟を編む』にも描かれたように、辞典をつくることは、時には生涯をかけての長い取り組みになる。コンピュータのなかった時代、活字をひとつずつ拾っていた時代の辞書が、どんなに膨大な労力を傾けて作られたか、想像してみるべきだろう。日本最大の国語辞典、いわゆる『日国』の編集長だった著者が、その気の遠くなるような仕事の喜怒哀楽を語り、日本語のおもしろさにウンチクを傾ける。編集者にも専門の学者なみの感覚が必要な分野だから、将来、辞書を作るスタッフの後継者は、果たして確保できるのか。日本語の未来同様、少し心配である。2023/01/23

ありたま

7
最近辞書に興味が湧いていたので買ってみた。かなり面白かった。辞書や言葉に関するエッセイやコラムは大体面白い。辞書は人が作ってるって改めて考えるととんでもないことだな。辞書編纂は果てがない。2023/02/06

明るいくよくよ人

3
リアル舟を編むです。 辞書を作ることの本音が語られていて、地味な題材ながらとても面白かったです。2024/01/23

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