草思社文庫<br> 武士に「もの言う」百姓たち―裁判でよむ江戸時代

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草思社文庫
武士に「もの言う」百姓たち―裁判でよむ江戸時代

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  • サイズ 文庫判/ページ数 229p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784794225764
  • NDC分類 322.15
  • Cコード C0121

出版社内容情報

江戸時代の百姓は、武士に対しても「もの言う民」だった。松代藩真田家に残された裁判史料から、百姓と武士の意外な関係を明らかに。

内容説明

江戸時代の百姓は、武士に支配されるだけの「もの言わぬ民」ではなく、家を守り、村をよくするためには果敢に訴訟をおこした。それを裁く武士も、原告・被告の百姓が納得する判決を下さなければ、支配者としての威厳を保てなかった。本書では、江戸時代の訴訟・裁判を概観しつつ、信濃国の松代藩真田家領内でおきた百姓の訴訟を取り上げ、騒動の始まりから判決までの全過程をつぶさに解説。百姓と武士の意外な関係を明らかにする。

目次

第1部 江戸時代の「訴訟と裁判」とは(江戸時代の法と裁判;刑罰の実態;名奉行の条件;非合法の訴訟―越訴 ほか)
第2部 信濃国の松代藩真田家文書に残された百姓たちの騒動記―百姓たちが二派に分かれ激突。彼らは何を主張し、それを武士はどう裁いたか。(名主の選挙をめぐり、義兵衛派と弥惣八派が激突;武士による吟味と、弥惣八派の瓦解;明るみに出る、義兵衛派の村財政私物化;評定所での判決と、その後)

著者等紹介

渡辺尚志[ワタナベタカシ]
1957年、東京都生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。国文学研究資料館助手を経て、一橋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くろうさぎ

0
昔の裁判記録が残ってるとは驚き。牢屋に入れられても納得いかないと強情を張るとは強い。お百姓さんはもっと立場弱いのだと思っていた。2022/11/25

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