出版社内容情報
可愛いだけかと思っていた存在が、世界を救うかもしれない。ビーバー本の決定版!
見た目が可愛くて、ダムをつくることで有名なビーバー。
しかし、ビーバーについて知られているのは、逆に言うとそのくらいなのではないでしょうか。
ところが、ビーバーの先祖は土に穴をほっていた、ビーバーの毛皮や香料を巡って
アメリカとイギリスが対立していた、ビーバーを繁殖させるためにパラシュートで
風に乗せて分散させた(!)など、ビーバーには知られざる驚くべき話がたくさんあるのです。
さらに、ビーバーのつくるダムが、究極にエコな治水システムとして脚光を浴びています。
生態学、文化史、治水学ほかにまたがりながら、この類まれなる動物の全貌に迫ります。
PEN/E.O. ウィルソン リテラリー サイエンス ライティング アワード受賞作
<目次より>
序文 ビーバーのいないアメリカ
はじめに 偉大な本のためのテーマ
第一章 ビーバーの奇妙なる生態 その発見と進化の歴史
第二章 ビーバーの壊滅 人類との関係
第三章 ビーバーの復活 切り札のデバイス
第四章 ビーバー再配置作戦 パラシュート降下からビーバーモーテルまで
第五章 ビーバーとサーモン ダムの効用
第六章 ビーバー革命 環境改善の要
第七章 ビーバーと荒野 農場との共存の道
第八章 ビーバーとオオカミ 肉食獣よりも脅威となるもの
第九章 ビーバー イン ヨーロッパ 欧州での保護活動
第十章 ビーバーに仕事をさせよう
内容説明
木をかじってダムを作る。尻尾がオール状。みなさんが知っているビーバーの知識はおよそそのようなところではないでしょうか。しかし、実はビーバーの先祖は土に穴をほっていた、毛皮を巡ってアメリカとイギリスが対立していた、ビーバーを繁殖させるためにパラシュートで風に乗せて分散させた(!)など、ビーバーには知られざる驚くべき話がたくさんあるのです。さらに、ビーバーのダムは究極にエコな治水システムとしていま脚光を浴びています。生態学、文化史、治水学ほかにまたがりながら展開される、ビーバー本の決定版登場。PEN/E.O.ウィルソンリテラリーサイエンスライティングアワード受賞作。
目次
はじめに 偉大な本のためのテーマ
第1章 ビーバーの奇妙なる生態―その発見と進化の歴史
第2章 ビーバーの壊滅―人類との関係
第3章 ビーバーの復活―切り札のデバイス
第4章 ビーバー再配置作戦―パラシュート降下からビーバーモーテルまで
第5章 ビーバーとサーモン―ダムの効用
第6章 ビーバー革命―環境改善の要
第7章 ビーバーと荒野―農場との共存の道
第8章 ビーバーとオオカミ―肉食獣よりも脅威となるもの
第9章 ビーバーインヨーロッパ―欧州での保護活動
第10章 ビーバーに仕事をさせよう
著者等紹介
ゴールドファーブ,ベン[ゴールドファーブ,ベン] [Goldfarb,Ben]
イェール大学の林学・環境学大学院で環境経営学修士号を取得。野生生物の管理と保全生物学を専門とする、数々の受賞歴に輝く環境ジャーナリスト
木高恵子[キダカケイコ]
淡路島生まれ。フリーの翻訳家。短大卒業後、子ども英語講師として小学館ホームパルその他で勤務。その後、エステサロンや不動産会社などさまざまな職種を経て翻訳家を目指し、働きながら翻訳学校、インタースクール大阪校に通学し、英日翻訳コースを修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
逆丸カツハ
zoe
jackbdc
入道雲