草思社文庫<br> ある映画の物語

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ある映画の物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 592p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784794224507
  • NDC分類 778.233
  • Cコード C0174

内容説明

映画はこうしてつくられる。『華氏451』製作中の苦吟する日々の撮影日記、『アメリカの夜』の映画作りの混乱する現場を描いたシナリオ―フランソワ・トリュフォー監督が自作2作品を通して、映画という芸術形式の創造の秘密を赤裸々にかつ率直に綴った稀有な本。女優のわがままや思わぬトラブル、スケジュールに追い立てられる日々、技術上の問題など、多彩な興味津々のエピソードで描かれた映画の世界の内幕でもある。

目次

ある映画の物語―『華氏451』撮影日記(なぜ「ある映画の物語」なのか?;『華氏451』撮影日記;映画『華氏451』を見て(レイ・ブラッドベリ))
特別寄稿 金井美恵子 「ある映画の物語」のためのコラージュ、そしてオマージュ
ある映画の物語2―シナリオ『アメリカの夜』(A movie about film making―なぜ映画についての映画なのか?;この映画に登場する主な人物―企画書より;シナリオ『アメリカの夜』;もう一つの『アメリカの夜』)
特別インタビュー 澤井信一郎監督に聞く 映画はこうしてつくられる―『アメリカの夜』をめぐって

著者等紹介

トリュフォー,フランソワ[トリュフォー,フランソワ] [Truffaut,Fran〓ois]
1932年、パリに生まれる。1984年、ガンのため死去。映画評論家を経て映画監督に

山田宏一[ヤマダコウイチ]
映画評論家。1938年ジャカルタ生まれ。東京外語大学フランス語科卒業。1964~67年パリ在住。その間「カイエ・デュ・シネマ」誌同人。著書に『何が映画を走らせるのか?』(キネマ旬報映画本大賞2005第1位)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こうすけ

23
映画監督フランソワ・トリュフォーの著作。イギリスで撮った『華氏451』の制作日記と、映画の舞台裏を描いた『アメリカの夜』のシナリオをまとめて、映画制作の真実を語ろうとした本。めちゃくちゃ面白かった。こんなに赤裸々な内容とは。ひたすら主演俳優の悪口と、制作の不安・妥協・絶望が語られている。映画自体も、本好きによる本好きのための映画で、評価は芳しくないようだけどとても面白かった。『アメリカの夜』も、昔見たときはあんまりだったけど、見直したらすごく良かった。押井守が映画監督になったきっかけの一作だそうです。2021/11/17

2兵

2
「華氏451」「アメリカの夜」の2本のメイキング本である(なのでこの2本を鑑賞済みである方が楽しめる)と同時に、この2本を通じて映画作りにおける産みの苦しみ、監督の孤独、辛さの中にある楽しさといったものが語られた書物。訳者は映画ファンにはお馴染みの山田宏一氏。ヒッチコックやジャン・ルノワールら偉大な先人監督たちへのトリュフォーの愛が伝わってくると同時に、現場における監督とスタッフ・役者の交流あるいは対立を通じて、映画監督がいかに大変な職業であるかも伝わってきた(笑)。トリュフォーが早死にしたのも職業的に2020/12/16

ingurittoh63310

0
トリュフォーは映画初心者のためにこの作品を書いた。傑作である。わるいところがあるとすれば、冗漫すぎるところか。2024/09/13

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