出版社内容情報
「プロレスとはキャラクター産業である」
これは、僕がかつて五年間所属した世界一のプロレス団体
WWEのボスであるビンス・マクマホンの口癖である。
彼がWWEを世界一のプロレス組織にまで押し上げることができた
理由の一つはこの言葉にある。そしてまた、プロレスについての真理が
込められている言葉でもあると僕は思うのだ。
当時の僕らはことあるごとに、この言葉をビンスから聞かされていた。
だが現在になって振り返ると、そのころの僕はまだ、その意味がわかったような、
わからないような、そんな状態だったように思う。
この言葉の意味が徐々にだが本格的に理解できてきたのは、WWEを辞め、
日本へ帰ってきて、ハッスルやSMASHといった団体のプロデュースを
僕自身が手掛けるようになってからである。
そして、いまではこの言葉は、僕の中では最重要のプロレス理論にまで昇華
されているのだが、その理由や、そう考えるに至った経緯については
これから本書の中で詳述していく。(本書より)
《技は選手の自己紹介のためのツールに過ぎない》
《人気が出るキャラクターには共通する要素がある》
世界最高峰のリングWWEからインディー団体まで、
日米マット界の「光」と「陰」を知る著者がはじめて明かす
熱狂を生み出す「サイコロジー」のすべて。
自身の圧倒的な経験値をもとに綴る、目からウロコのプロレス論!
<目次より>
第1章 プロレスラーの条件――入門前・入門後
第2章 職業としてのプロレス――メジャーとインディー
第3章 プロレスの「技」とは何か――海外と日本
第4章 サイコロジーの帝国――WWEの教え
第5章 オレたちは新しい何かを創り出している――ハッスル戦記
第6章 人間は何者かにならなければならない――SMASHの挑戦
第7章 巨大帝国WWEの変貌――システムと個人
終章 そして、いま僕は何をしているのか
あとがき
内容説明
リングを支配するのは「サイコロジー」である。WWEからインディーまで日米マットの光と陰を知り尽くす論客TAJIRIが解き明かす熱狂を生み出すメカニズム!
目次
第1章 プロレスラーの条件―入門前・入門後
第2章 職業としてのプロレス―メジャーとインディー
第3章 プロレスの「技」とは何か―海外と日本
第4章 サイコロジーの帝国―WWEの教え
第5章 オレたちは新しい何かを創り出している―ハッスル戦記
第6章 人間は何者かにならなければならない―SMASHの挑戦
第7章 巨大帝国WWEの変貌―システムと個人
著者等紹介
TAJIRI[TAJIRI]
プロレスラー。1970年生まれ。1994年IWAジャパンでデビュー。大日本プロレスを経てメキシコへ渡ったのち、米国ECWでトップ選手に。2001年にWWEに入団し、長きにわたって「日本人メジャーリーガー」として活躍。帰国後はハッスルでの活動を経て、SMASH、WNCで選手兼プロデューサーとして団体を率いる。その後、WRESTLE‐1などを経て、現在は国内・海外のさまざまなリングに上がっている。WWEクルーザー級王座、WWE世界タッグ王座、世界ジュニアヘビー級王座、GAORA TVチャンピオンシップなど、国内外で数多くのベルトを戴冠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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りんご
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