草思社文庫<br> 昭和二十年〈第2巻〉崩壊の兆し 2月13日~3月19日

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草思社文庫
昭和二十年〈第2巻〉崩壊の兆し 2月13日~3月19日

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784794220974
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0121

出版社内容情報

昭和二十年から七〇年。いまなお続く敗戦の傷跡とはどのようなものだったのか。
本シリーズは、公文書から私家版の記録、個人日誌にいたる膨大な資料を縦横に
駆使して、昭和二十年の一年間の日本を、時間の推移に従って描いた壮大なノン
フィクションである。著者急逝により未完に終わった(第十四巻執筆の途中で急
逝)が、すでに刊行時から、丸谷才一氏、井上ひさし氏、立花隆氏はじめ多くの
識者から高く評価されてきた。今回、待望の文庫化によってシリーズ全巻を刊行。
三菱の名古屋の航空機工場への空襲と工場疎開、豪雪に苦しめられる東北の
石炭輸送、本土決戦への陸軍の会議、社会各層で徐々に忍びよる崩壊の兆しを描く。

【著者紹介】
1928 年(昭和3 年)、東京牛込に生まれ、横浜で育つ。水産講習所を経て台湾政治大学に留学、台湾独立運動に関わる。現代中国史、日本近現代史などで多くの著作をあらわす。本書『昭和二十年』執筆には1980 年頃より取りかかり、同時並行して調査・資料収集を続けていた。親左翼的な史観にとらわれていた現代史研究に、事実と推論をもって書く手法で大きな影響を与えている。2013 年1月急逝。

内容説明

本シリーズは、公文書から私家版の記録、個人日記にいたる膨大な資料を駆使して、昭和二十年の一年間の日本を、時間の推移に従って描いた一大ノンフィクションである。第2巻は貞明皇太后の発意で始まった重臣上奏で、近衛がどのような終戦案を述べたか。名古屋発動機製作所の空襲と疎開、陸海軍の本土決戦のための最終兵器案、硫黄島、比島などの状況、大空襲後の羽田に来た重慶からの密使繆斌をめぐる工作など二月三月の状況。

目次

第7章 近衛の上奏(二月十三日~十四日)
第8章 航空機工場の疎開(二月二十一日)
第9章 雪の二月(二月二十二日~二十六日)
第10章 繆斌工作(三月十六日~十九日)

著者等紹介

鳥居民[トリイタミ]
1928年(昭和3年)、東京牛込に生まれ、横浜に育つ。水産講習所を経て台湾政治大学へ留学。台湾独立運動に関わる。現代中国史、日本近現代史研究家。2013年1月急逝。享年84歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Masakazu Fujino

1
2月13日から3月19日まで、近衛を中心とした政治的動きと、軍・政府の対応。航空機工場の疎開と工場への空襲、1944年12月7日に、東海地方で巨大地震が発生し多くの航空機工場が倒壊し動員された女学生が多数圧死したことなど、知られざる話ばかり。2016/05/31

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